映画「カイジ 人生逆転ゲーム」 オリジナル・サウンドトラック
映画観てきました!
映画で使われていた音楽がぜんぶ詰まったいいサントラだと思います。
対決のシーンで流れていた
ハラハラするような音楽が印象的。
ボリュームがあって聴きごたえがありました。
闘牌伝説アカギ DVD-BOX 羅刹の章
とにかく心理描写が絶妙です。麻雀の用語が多々でてきてルールを知らない人には”?”が
つくかも知れません。でも十分面白さが伝わります。むしろ麻雀に興味を持つほどです。
自分もルールこそほどほどしかわかりませんが、お勧めできます。
原作の雰囲気もそのままに、アカギの天才かつ悪魔的なところも良。
最後の鷲頭との戦いは、自分の血を賭ける命掛けのゲーム。
異質なオーラ、気味の悪い笑い、そして対戦相手に死という恐怖を与える鷲頭に恐怖を見ましたが、徐々にその鷲頭の支配力を打ち消していくアカギの悪魔の頭脳、そして死に対して
一切の恐怖を感じない狂気さに鷲頭以上の戦慄を感じました。
生ぬるいアニメに飽きた方は特にお勧めします。
闘牌伝説アカギDVD-BOX 1 覚醒の章
キャラクターの個性が素晴らしく秀逸な福本作品
その中でも「カイジ」と双璧をなしているのがこの「アカギ」でしょう
同じ麻雀を描いた作品でもある「天」においても最終前後2巻は晩年のアカギの一生に焦点を充て、
麻雀ジャンルにありながら全く麻雀を全くしないまま2巻を通じてアカギの感性や生き方、価値観を描いたモノになっているほど存在感のあるキャラクターです
そんな曰くつきの主人公アカギと破天荒で非常識なストーリーを
このアニメでは作画や音楽、声優すべてにおいて高レベルで仕上げ原作の魅力+アルファに仕上がっています
初見である第一話では
多額の借金を背負い、負ければ殺される…
極限状態の中で麻雀をしている南郷、偶然雀荘に立ち寄ったアカギ
そして取り立てる側のヤクザである竜崎と代打ち矢木
南郷を始めとするキャラクターの心理描写は
歪む表情、額を伝う汗、雨や雷、塗れた衣服等を通じて自然な画面効果で原作以上に表現され気が付くと作品を食い入る様に見てしまっていました
君がオヤジになる前に
まずタイトルがいい。
それと『カイジ』などで著名な福本伸行氏のカバーイラストも私は気に入った。
ただ肝心の内容については他著との重複が多すぎるのでその点がマイナス評価といえる。
「オヤジ」−”あらゆること―家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまで―をより良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たち”(p.2)
本書は首尾一貫してこの「思考停止状態」(p.2)が現在(いま)の社会を生きる上でマズいことなのかを滔々と述べている。
この点についても他著で繰り返し述べていることだから重複に違いないが、著者の主張していることはもっともだと思うし、私自身わが身を改めて振り返る機会に(本書に限らず)著者の本を読むたびになっている(なかなか実行性を伴っているとはいえないところがもどかしいのだが・・・)
この思考停止状態に対する強い忌避は著者の”僕はすべてのものを疑っている。それは今後も変わらない”(p.146)という姿勢がそうさせているのだろうし、根本的には著者の死に対する恐怖からきているのだろう。
ただすべてを疑うという姿勢から主張されている家族論や仲間論についてはいまいち馴染めない点が多いのは否めなかった。
家族や仲間を捨てるという発想は固定観念や旧弊といわれようと私は持ちたくない。
すべてを疑い思考をフル回転させることは殊ビジネス等トレンドに殉じるものについては良いのだろうが、やはり不易であったり不変であったりする部分があってもそれはそれで良いのではないだろうか。
他著との重複について指摘したが、重複のないであろう箇所でもあり本書で是非ここだけでも読むことを薦めたいというのが、「38歳の僕へ」と「対談 福本伸行×堀江貴文」である。
前者は強気の著者でも離婚直後にはさすがに自身の弱さを感じざるをえなかったことを素直に語っているところ、後者については上記で指摘した家族論・仲間論についてどちらかというと私と考え方が近いと思われる福本氏の意見との対比が面白かった。
極論が多い著者だが、その一貫したゼロベースの思考は参考になる。
著者のように生きたいとは思わないが、著者の思考し続ける姿勢は見習いたいと思う。
このように思う方にとっては得るところが大いにあると思うので、是非手にとって一読していただきたい!
カイジ 人生逆転ゲーム 通常版 [DVD]
原作を読んだことがあるので少し拍子抜けしました。結末も簡単に予測できるし、物足りなかったです。ただ、藤原さんのカイジ役なかなかいい演技だなと思いました。人生はそんなにあまくない。。一発逆転が見たかったです。