千の風になって‾一期一会‾ 旅立ちの日に 他
あの 秋川 雅史 さん のカバー・アルバム !
「千の風になって」(2006年紅白バージョン)を始め、全13曲を収録 !
個人的には、「旅立ちの日に」「五月のバラ」「見上げてごらん夜の星を」の
3曲が、特に気に入った ! (*^_^*)
カバーなので、オリジナル歌手の歌のイメージが強すぎて、
最初はなかなか素直に聴けない歌(「昴」「地上の星」「ワインレッドの心」etc. )
もあるが、何回か耳を傾けているうちに、彼の声楽家( テノール歌手 )
としての声のハンパない素晴らしさが全身を包み込み、
魅了され、マジで魂を揺さぶられた ! (^_^)v
つまり、オリジナル曲にはない、彼一流のアレンジが施(ほどこ)されており、
カバーというより、全く新しい別の歌に変身していると言ってもよい !
それを「可とするか不可とするか ・・・」の評価は、人それぞれだと思う !
ともあれ、おいどんは、彼の人柄が好きなので、
これからもずっと、応援していきたい !! (^^)/~~~
この街で
子どもにおくる般若心経
『般若心経』とは何か。曰く「死を通して生の意味をぎりぎりまで追究した〈いのち〉の哲学」それはまた「人類が到達した最高の知恵」とも言える。
『自由訳 般若心経』を小学生にも分かりやすく書き下ろした自由訳。
「この世に存在するものは全て、空」これが私たちを「悟り」へと導いてくれる究極の知恵である。
「空とは、何か?それは、変化することなのだ」「色即是空とは何か?この世に存在する形あるものは全て、変化した結果亡びる」
「あなたとは、無数のいのちが寄り集まって生んでくれた、奇蹟のような存在でもあるのだよ」
「あなたのいのちと、あなた以外の全てのいのちに、感謝しなさい」
「感謝しながら、自分の役割をはたしなさい」と前向きの心で生きることを勧めているところが、子ども・若者向きの書という配慮がある。
子供たちを取りまく環境が悪化していく昨今、生まれてきたことには大切な理由があることに気づき、「奇蹟」「感謝」「役割」を自覚する『般若心経』入門書。
自由訳 般若心経 (朝日文庫)
般若心経には興味があるのになかなか取っ掛かりになる本に巡り会えずにいた。
噂を聞き、有名な柳澤桂子氏による訳本も読んでみたが私の心には入ってこなかった。
でもこの新井満氏の自由訳は柔らかい文調で心にすーっと染み入ってきた。
般若心経がこんなにも仏の慈愛に満ちた素晴らしいお経だったのかと実感できたのは大きな収穫だった。
千の風になって
話に聴くと紅白で歌ったそうですが、私は紅白を見なかったので知
らなかったのですが、半年ほど前から静かに話題を読んでいたようで
す。私は最近ラジオ放送を通して知りました。
旋律の美しさに惹かれたのですが、昨晩、隣人とカラオケに行って
なんとなく歌おうとして、歌詞をみてびっくりしたのです。早速iPod
に落として、繰り返し聴いています。
もともとは、A THOUSAND WINDSという英詩があり、これを和訳
し、曲を付けたものだそうです。隣人(紅白を観て、泣いたそうです)
いわく、宗教的な感動を覚えたそうであるが、私も一種の死生観のよ
うなものを感じました。普通は生き残っているほうが、肉体が滅んだ
大切な人の事を偲ぶような詩になると思うんですが、この詩は、肉体
的には死滅した方からの言葉になっています。非常にぬくもりを感じ
る曲ですね。
そして「自分自身の肉体が滅んだとしても、私は風であり、雪であ
り、遺された“あなた”の回りに何時でも存在している。精神だけで
はなく具体的に存在している」と言うような万物崇拝の信仰にも似た
空気を感じてしまいました。
秋川氏の素直な歌い方も手伝って、一言ひとことが、心の奥深くに
響き、沁みこんでくるのでした。