グレイテスト・ヒッツ
日本のファンによる投票を、1曲目から順番にという初めはちょっと面白い企画だと思いました。そして当然楽曲はどれも素晴らしいものばかりです。しかし、今回同時発売されるRCA〜アリスタからのブルースペックリマスター版をすべて購入するコアなファンにとっては、このベストの意味は「記念盤」的意味しかないかもしれません(そのようなファンならボーナストラックのほうも、1982のプライベートアイズツアーのライブCDは持っているでしょうし、「The Very Best Of〜」も持っている方が多いでしょう)。レコード会社は、本当のファンをもっと大事にしてほしいものです。例えば、未発表ヴァージョン、ビデオヴァージョンなどを中心にするとか、未発表曲(先日のボックスセットの中からでも良いから)を入れるとか。お互いのソロのベストも入れて3枚組にするとか…(余談ですが、ダリルのソロ3作目「Soul Alone」のリマスター版も待っていますよ!!)。アイデアややり方あいくらでもあるはずです。ソニーさん、そこのところよろしくお願いします。
Live at the Troubadour [DVD] [Import]
彼らのライブ映像はじめてみました。当然ブルーレイなので映像もよく、大きなホールではないので音もしっかりとらえています。80年代にはやった曲満載でとても楽しめます。オーツがリードをとっている曲は一曲のみですが、やはり歌うまい!もっとかれのボーカルも聴きたいものです。
ザ・ベリー・ベスト・オブ
「Kiss on my list」のヒットで彼らのポップさと切なさに魅了され、アルバム「Voice」、「Private eyes」そして「H2O」へと熱心なファンとなってしまった当時、貪るように過去のアルバムを全て聴き漁っていました。
しかし、あれから20年あまり、前述の3枚のアルバムならばCDで買い直しても聴くに堪えうるでしょうが、それ以前のものを通して聴くには、もはや熱も冷め、パワーがありません・・・(それ程、「Voice」で彼らは「大化け」したわけですが)。
でも、やっぱり「Sara's smile」や「Wait for me」は諦めきれない!むしろ彼らの代表作とされる「Private eyes」などよりも聴きたぁい!!
そんな私のような「我儘なオールドファン」を見透かしたような「あざとい」選曲のベスト盤です。
迷わず「買い」でした。
もちろん、Hall & Oatesの、そして洋楽初心者の入門盤としても最適です。
また、リズム&ブルースとポップスの見事なブレンドを背景とし、後期には更にテクノ(死語~埋葬済み!)な要素をも取り入れてきた彼らの音楽スタイルの変遷は、そのまま当時のアメリカ(特に東部)のミュージックシーンを反映していますね(あ、だからDoobie BrothersとシーラEそして彼ら、という摩訶不思議な「バリューセット」で来日公演しても、あまり違和感がなかったのか?!恐るべし!)。
Live in Concert [DVD] [Import]
昔からホール&オーツのファンでしたが、もう大満足!です。この値段でCDもDVDも手に入るなんて!誰でも一度は耳にしたことある名曲がいっぱい。だから、「ちょっと興味はあるけど、わざわざ買うのは・・」とためらっている人にも、もちろん、オールドファンにもかなりお薦めです。絶対損はしない!と断言できます。こじんまりとした会場で、日本のコンサートでは味わえない雰囲気がばっちり、味わえますよ。
ラヴ、アゲイン ~デイヴィッド・フォスター プレゼンツ~
オムニバスはよく買うのですが、久々のヒットです。
癒される、切なくなる(良い意味で)、とにかく綺麗なアルバムです。
洋楽のラインナップの中に、松田聖子の『抱いて、、、』が入ってますが、俺的には、凄くナイスです。
この曲、かなりカッコイイバラード。
歌詞は女心ですが、メロディーも、楽曲もイカしてます。
違和感、そんなに感じないっつーか、聴いてて、この曲になる頃、楽しみな自分がいます。