人類は核戦争で一度滅んだ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)
題名の通り、人類は核戦争によって一度滅んでいる・・ということを提示している衝撃の書。遺跡や古代より伝わる話などから検証されるこの話はとても真実味があり、読むものを震撼させる。今までの人生で読んだ数百冊の書物の中で、印象度No.1の本。
ここに書かれていることがそのまま疑いのない事実だとしたら、現代ふたたび、人類は愚かにも自らを破滅の道に追いやろうとしているのだろうか・・。この本を各国の指導者たちに見せたいと思う。
NHKスペシャル 四大文明 インダス
多分、今のところ唯一の、普通に本屋さんで買えて、日本語で読めて、しかも信頼し得る内容を持つ、インダス文明の本です。ですので、なるだけ絶版にはしないで欲しいです。
当時最新の発掘成果であったドーラビーラーの内容が豊富に織り込まれているのがすばらしく、さすが国営放送という感じです。図版もわりと豊富に掲載されていますので、それだけでも楽しめます。
インダス文明とはどういうものか、という総論のごときものが割と短く、いくら一般書とは言えもう少し詳しく語って欲しいという点はあります。また、「古代文明への視点」と題された章は、各人の興味のあるところを書いた、という感じで統一感がない気がします。内容はハイレベルですが、時々専門的なタームが何の断りもなく使用され、ついていけない時があります。その辺はちょっと不親切かなと感じます。