猫と産婦人科と院長と(発行:石田大成社)
友人が絶賛している産婦人科の院長が、エッセイを書かれたということで購入してみました。
ところどころに入っている猫のイラストや写真が、全てカラーで見ていて楽しいし読みやすかったです。
院長が飼っている猫や出産現場の話題が次々出てきて、そのひとつひとつにオチがあり、思わず笑ってしまいます。
カッコ書きで書かれている心のつぶやきや、患者さんとの絶妙なやりとりも、病院の裏側が垣間見れたようでニヤリとしてしまいました。
出産は大変だろうなあと思っていたけれど、心配事や悩みはみんな一緒なんだなと気が楽になりました。
産婦人科病院がちょっと身近に感じられるような一冊だと思います。
海に降る雪 [VHS]
ご存知五木ひろしのご令室だけあって、むっちり感が堪りません。Bトップの露出こそありませんが、随所に濡れ場が、、、特にラブホでの純白のスリップ→ブラ&パンテイー→本場とアパートでの着衣のままバックで挿入されるシーンで思わず右手の動きが早くなります。少しポッチャリした感じが好きな方に特にオススメします。こんな女性と毎日○○できるひろしが羨ましい、、、ただしこれはAVでもVシネマでもありません。あくまであの和由布子がここまで、、、といったお宝映像ですのでご承知おきを(笑)
教師 宮沢賢治のしごと (小学館ライブラリー)
農を生業として生きるために必要な理論と、抽象度の高い課題を噛み砕いて話すことのできる
豊かな人間性、そして、時折見せるクリエーターの稀有な感性。教師としての宮沢賢治が、岩手
県花巻の農村に残した教育遺産ははかりしれない。
著者は、当時の生徒へのインタビューによって、宮沢賢治の教師としてのしごとを再現してい
る。こう言うと、それぞれの生徒が語る思い出の断片を単に寄せ集めただけのように感じるかも
しれないが、当時から60年以上経過して、なお記憶を手繰り寄せることができること自体が素
晴らしいことである。
教育の理念が先行し、指導要領を金科玉条のように振りかざす教師は、自らの忍耐強さを生徒
に学ばせる以外に何も残すことはできまい。教師としての宮沢賢治が再評価されるべきなのは、
何よりも生徒の記憶が物語っている。