世界中がアイ・ラヴ・ユー【字幕版】 [VHS]
何せ「世界中」なのだ。ミュージカル嫌いの人もそこには含まれてしまう。とにかく楽しい映画です。しかしそれだけではありません。恋愛に限らず、人と出会って、その関係を深めていくことがどんなことか、ジャズ・スタンダードとともに綴られていく。ナット・キング・コールのファンにはたまらない選曲でしょう。
ウディ・アレン特有のシニカルさは目立ちません。むしろ、本物の気品の良さと優雅さとウィットに満ちています。本来なら少し着飾って(夜の)映画館に観に行きたいような作品です。観終わった後は、地上から数センチ浮かんで歩いていることでしょう。歌を口ずさみながら。
世界中がアイ・ラヴ・ユー【字幕ワイド版】 [VHS]
笑いあり涙ありのとっても楽しいミュージカルです。 色々なミュージカルの名作の匂いのする場面がちりばめられていて、そんなしゃれっ気にも思わずにやりとさせられます。 なんといってもエドワード・ノートンの情けない感じがいいです。その後の彼の成長振りを思うと、これも演技なんだ・・・と感心させられます。
世界中がアイ・ラヴ・ユー [DVD]
大胆な発言をする少女など、ウディ・アレンらしい作品だと思います。そしてベニスなども出てきてスケール感のあるミュージカルです。
やはり、相変わらず上流に位置する登場人物達の(夫婦関係などを含めた)恋愛ドラマ。
エドワード・ノートンが本当に育ちのいいお坊ちゃまに見え、ハードな悪役などをするとは思えなかったです。
ウディ・アレンと言うと部屋の中でぺちゃくちゃと色々言い合うシーンが多い気がするのですが、本作でもあったかもしれませんが、技術的な関係もあるのか、シーン一つ一つに広がりがあったような気がします。
ですから、贅沢。
ラスト近くでのウディ・アレンとゴールディ・ホーンのシーンも幻想的でとても素敵なシーンに思われます。
ただ、自分が男だと言うのもあるのか、女性ほど魅了されなかったと言うのも事実かもしれません。
やはりこういう色恋沙汰の洒脱な話でミュージカルは女性の方が好きなのではないかなどと思います。
ただ、年配であれば、男性女性ともにぜひお勧めしたい必見の作品だと思います。
ウディ・アレンの最も大きな作品の一つだと思います。
世界3大テノール '94 夢の競演
三人と同じ時代に生きてることがものすごいラッキーだと思う。
おかたい歌ばかりでなく、ムーンリバー、雨に歌えば、などの耳慣れた曲を世界最高のテノールできける。もちろん、寝てはならぬ、などのテノールならではの歌も。
ただ困るのは、一枚手にいれたら他のコンサートのCD、DVDまでほしくなってしまうこと。
三人の人間性の広さまで堪能できます。