男友達―Boys’room collections (AC mook)
自分の部屋をやり変えたいと思い、「他の男はどんな部屋に住んでいるのだろう?」という好奇心から手にしてみた本。
残念ながら、断片的な写真が多く、部屋全体のイメージがわかりにくくてインテリアの本としてはあまり役に立ちませんでした。
むしろ、著者の「男友達の部屋」への思いを書き綴ったエッセイと思った方がいいかもしれません。
乱反射ガール
一通り聞いた感じでは、彼女の最高傑作であることは間違いないようです。サウンドは作り込まれているし、曲調もヴァラエティに富んでいて飽きさせないし、彼女のヴォーカルも気持ち良く楽器に乗っています。とにかくどこをとっても楽しい。
今までのアルバムでは、正直あまり聞きたくない曲もあった。というより、最初の方にクライマックスがあって、その充実度を、最後の曲まで引っ張ることができていなかったような気がする。しかし今度のは最後まで捨て曲がなくて、充実した気持ちにさせてくれました。こんなに音楽でわくわくしたのは久しぶりで、感謝したいくらいです。
一つ難点と思えるのは、ちょっとおしゃれすぎることかな。数十年、うんざりするほど音楽を聞いてきた人間の直観では、おしゃれすぎる曲は消耗もまた早い気がするのです。どうしても‘Human Nature’が(パフォーマンスを抜きにしても)飛び抜けてよい曲に思えてしまうのは、私が年をとったせいでしょうか。杞憂でなければよいのですが(時代遅れのような感想で済みません)。
とはいえ、しばらく聞きまくります。