Off Course 1982・6・30 武道館コンサート [DVD]
このDVDを見るにつけ「ああ、この人たちは僕らの手の届かない場所に行ってしまってたんだなぁ」と思ってしまいます。ほんの数年前のコンサートでは小田さんもかなり気さくな感じで「初めのうちのコンサートはお客さんが13人しかいなくて・・」と結構長い時間ジョークを交えつつMCをやってたり、ジローが観客から曲のリクエストを募ったり・・・オフコースと観客席との間が異様に近かったりしたのですが。確かにこのDVDに収められている武道館のコンサート、演奏は本当に申し分ないです。でも、小田さんもヤスさんも、他のメンバーも、もうオフコースを演じるのが苦痛になっているように思えてしまうのです。与えられた「仕事」を黙々とこなしているかのように。DVDを見るたびに複雑な気持ちになりますが、反面「ああ、ここでピリオドを打って正解だったな」と妙に納得したりもします。
自己ベスト-2
OFF COURSEのカバー「ひとりで生きてゆければ」は要らなかったのでは・・「こんな日だったね」はメロディーの乗せ方、歌い方が受け入れられず、さすがに退いてしまった…この2曲の代わりに「風のようにうたが流れていた」ともう1曲を‥と思ってしまいます...
「恋は大騒ぎ」はやっぱEPOさんのコーラスがかなり削られているような気がしますが好きな曲です。その後に「いつか どこかで」の流れは良いですね。この頃の曲が再評価されるのは嬉しいです。後のオリジナル作品は心地良く聴けます!
風のようにうたが流れていた DVD-BOX
このDVDは、小田氏の「オフコース前史」・小田氏の自己形成史的選曲として理解すれば、価値があるのではないか。
語り尽くしてはいないが、語るべきことでもないとの判断か?MCでは、心には響かない。
見るポイントとしは、男の年の取り方、加齢の仕方に焦点を置けば一興か。
1982・6・30 コンサート スペシャル [DVD]
プロのミュージシャンとはこういう人たちのことを言うんだ、と
思わずにはいられない、ステージでした。
しかもこの圧巻のステージが25年も前のものとは!
オフコースがどれだけ時代を超越していたかを感じさせます。
未だ輝きを失わないどころか、ますます輝きを増す楽曲たち。
小田さんの涙やメンバー同士のやり取りも含め、ただただ感動しました。
青春歌年鑑 80年代総集編
今までは一年ごとに出ていた青春歌年鑑を80年代として一枚としてまとめたオムニバス。今まででもっとも豪華な2枚組。80年代の歌謡曲を代表する曲調のもんた&バラザース「ダンシング・オールナイト」、今でもCMで使われるほど独特な異国感ただよう久保田早紀の「異邦人」、20世紀最大のヒットでcity MUSIC代表曲の寺尾聡「ルビーの指輪」、たのきんトリオの象徴「スニーカーぶる~す」、欽ちゃんブームの象徴でほのぼのお笑い歌ブームの火付け役だった「もしも明日が…」(わらべ)や「ハイスクールララバイ」(イモ欽トリオ)、女性バンドの先駆けで名バラードの「Diamonds」(プリンセス・プリンセス)、ロックバンドとしてのアルフィーの代表曲「星空のディスタンス」、まさに歌唱力勝負の女性ボーカリストの魅力を伝えた五輪真弓の「恋人よ」、聖子ちゃんブームの中、当時誰が歌っているの?と話題になった「SWEET MEMORIES」などなど、まさに様々な80年代の音楽を振り返らせてくれるまさに題名通り、青春歌年鑑と呼ぶにふさわしい内容です。