武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)
たかが新書とみくびってはいけない。下級武士に関する歴史研究の成果をまとめた第一級の研究報告資料である。しかも、大変面白く、現代に生きる我々にも通じる様々な教訓がにじんでいる。
世間的には全く知られていない下級武士の残したデータであるが、実に生々しくその時代と人々の様子を語っており、半端な歴史小説を読むより遥かにリアルでぐっと胸に迫ってくる。
実は入出金記録の調査分析という方法は歴史研究の手段としては特に目新しくはない。しかし、一介の下級武士がここまで長期に細かく几帳面につけていたというのはすごい。幕末から明治の激動の時代にこの一家が、その卓越した数学及び財務面からの管理能力をいろいろな機会で評価されて下級武士から徐々に身分を上げていったのがわかる気がする。
滅多にないこのような貴重な記録を入手できたという点ではこの著者は運に恵まれている。しかし、それをさらにこのように多くの人にわかる形にして丹念に解きほぐして著作にまとめて世に送り出した努力に賛辞を送りたい。お勧めである。
逃走中7~run for money~【江戸編】 [DVD]
この巻から、従来の鬼ごっこに加え、別日収録の小芝居=ドラマパートが追加され、それをミッションに連動させて視聴者に観せるという手法を取っています。
ガチでストイックな鬼ごっこというより、『逃走中というアトラクション』感を増したこの演出、賛否あるでしょうが繋ぎ方はスマートで上手く、概ね好評のようです。
TVオンエアにない特典として、出演者達が舞台を下見する様子や、捕まった後の反省の弁、牢獄でのやり取り等がガッツリ収録されており、各自の意外な面や、出演者間の人間関係が垣間見えるシーン等もあります。逃走メンバーの中に好きな出演者がいるなら、割と素に近い面を見れるかもしれません。
ただ一点、第一巻から一向に改善されない、致命的な欠陥がパッケージに存在しています。
それは確保順のネタバレ。
このDVDのパッケージ(表裏共)には、出演者達の名前が大きく記載されていますが、なんとこれが『確保された順』になっているのです。
正確には、名前が下のメンバーから(横並びの場合は左から)順に確保される展開になっており、1〜8巻まで全てこのネタバレ仕様パッケージです。
素直に50音順に並べればよいのに、まさに誰得な仕様。気付く人は本編途中ですぐに気付きます。
初めて見る巻を購入される方、誰が生き残るかのワクワク感を損ないたくなければ、パッケージでなくまずAmazonの情報で出演者を確認しましょう。Amazonは50音で表記されているため、ネタバレの心配はありません。
そして購入したら、パッケージは決して凝視せず速やかに開封してDVDをセット。
一度結果を知ってしまえば問題ありませんが、そうでないなら大問題のパッケージです。
龍が如く 見参!
クリアしたのは2年前
なんか最近やるゲームがなくなって久々に引っ張りだしてやりました
ヤッパリいいですね
普通に楽しいですわ
てか日本史好きなオレにはたまりませんわこれ
名越さん
頑張ってください
応援してます
見参2とかできればお願いしたいんですが…
できればでいいんで(笑)
逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)
著者がこの本を書くために調査し、読み込んだ外国語を含む参考文献の多さに圧倒されました。もちろん一書をものにするにはそれだけではダメなわけで、著者にしっかりした思想のバックボーンがなければならないが、随所にそれが見受けられます。
江戸末期から明治初期にかけての日本と日本人について(著者はそれを文明と言っている)、当時来日した西洋人の観察記を通して記述したものです。当時の日本人のものの考え方からはじまって、景観あり、男女混浴あり、馬や犬に至るまで膨大な文明観となっています。この本の帯に「読書人垂涎の名著」とありますが、その通りの本です。
ちょんまげ天国~TV時代劇音楽集~
特に「大江戸捜査網」好きのホルン奏者の方々。
吹奏楽にどっぷりはまっている方々。
このCDに収録されている「大江戸捜査網のテーマ」(ロングバージョン)を
必ずお聴きください。しびれます!!
おもわずマーチング(ドリル)をしたくなります。
青春時代に毎週見ていた方々、辛いこのご時世にこの曲をどうぞ!!
「よし!!やったろう!!」って気になりますよ。