拳闘暗黒伝セスタス 15 (ジェッツコミックス)
本当〜に久しぶりに登場したセスタス。
成長期でちょっと逞しくなった?重労働の余り本人に自覚はなさそうだけど。
でもって第一部完結!・・・今まで第一部だったのか!?
しかしセスタスとルスカがそれぞれの道を歩み始めてから現在に至るまでのストーリー全てが伏線であり、
それらが第二部に収束されるらしい事が予告編で示され納得してしまいました。
セスタス対ルスカの盟友アドニス、ルスカ対セスタスの先輩格ラドック
などがあるやもしれず、しばしの充電期間に入るようですが頑張って待てそうです。
拳闘暗黒伝セスタス 8 (ジェッツコミックス)
本巻は衛帝隊の大乱闘の話。ボスのデミトリアス対その息子のルスカ、さらにデミトリアス対副長ドライゼンの因縁バトルでお腹一杯。
これがアクション漫画だ!といわんばかり、文句なしの面白さ。
皇帝ネロの出自やルスカの新しい恋話など、ほかの見所も多い。
それと細かいところですが、デミトリアスのしぐさがたまにプロレスラーそのものなのはちょっと笑えます。
拳闘暗黒伝セスタス 10 (ジェッツコミックス)
ついに10巻まで来ました。感慨深いものがあります。
拳闘興行を続けるセスタス。彼が出会った新たなる敵。
この巻の目玉は拳闘団志望の黒人奴隷ゾラとセスタスの勝負です。
素人ながら野性的な戦闘センスと胆力を持つ強敵相手に、
セスタスは拳闘士としての意地を見せることが出来るのか?
結果は読んでのお楽しみ…ですね。
一方、都ローマでの宮使いを続けるルスカ。
彼にも新たなる展開が待ち受けています。
それは皇帝ネロの妃オクタヴィアとの許されざる恋の芽生え。
薄幸な妃に寄せる同情が、亡き婚約者への想いと重なっていく。
深まっていく若い二人の愛情が丁寧に描かれています。
血と汗塗れの格闘漫画だと思って軽んじているそこのアナタ。
実はこの漫画、泣ける人間ドラマでもあるのです。
古代ローマという響きにトキメキを感じる方にオススメ!