両手のない猫、チビタ
野良猫の、野良猫による、野良猫のための本。
交通事故と思われる猫の怪我。
生きようという意志と、自分の子供のように援助しようとする著者。
事故や障碍から、這い上がっていく様子を、心あたたまる写真と文でつづっている。
自分では、人間であれば、ひょっとしたら痛々しくて見られなかったかもしれない。
猫だから、違う視点で見られたかもしれない。
生きようという意志の大切さを感じた。
獣医さんや、周りの人、周りの猫の援助や協力や無視があってこそ、
今があるのが分かる。
写真も、野良猫らしい現実味があって素敵です。
ps.
本書を見ながら、猫や野生動物が、交通事故にあわないようにするにはどうしたらいいかを考えた。
動物が交通事故にあわないように考えることは、子供が交通事故にいあわないようにする仕組み、運転方法、機能に貢献できると感じた。