おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 6 【完全生産限定版】 [DVD]
本巻がリリースされたのはもう冬が間近に来ているという11月末。でも、この巻を観たら2期最大の山場である対美丞大狭山戦
決着シーンの素晴らしさに胸が熱くなりました。
6巻では、主人公三橋がピンチヒッターとしての捕手である田島とのサインのやり取りの中で、バッテリーの本来の意味を自覚す
るシーンが印象的。そして自ら発した掛け声!これで西浦ナインの緊張と不安を打ち消してくれます。
そこから試合終了までの流れは、一瞬たりとも目が離せません。薄々点差の大きさから訪れる結果を自覚しつつも、最期まで西
浦ナインは敵校側の猛烈な攻撃に食らい付き決して諦めない。それは浜ちゃん応援団長率いる応援席も同じで、声を枯らしなが
ら奇跡の逆転を呼び込もうとする応援席の温かさ、これこそ高校野球の醍醐味!…そして最期に打席に立ったのは、誰も予想だ
にしなかった西広君。補欠である彼が野球を始め、初めて出た公式試合で9回裏のプレッシャーはあまりに大きな壁。それでも選
手・応援席皆最期まで諦めずに彼を鼓舞し続ける姿…テレビで観た方は涙涙であったことでしょう、勿論自分もそうでした。
この感動を再びこの6巻DVDにて味わい、泣きに泣いてください。そして試合後の信じられない程の清々しさを味わってください。
DJCDのゲストは西浦ナインの「職人」、巣山役の声優保村真さん。どんな方かと思いきや、もう巣山の性格そのものという感じの
落ち着き払ったクールなお人柄が窺えます。メイン・パーソナリティのお二人、特に天然肌の代永さんとの絡みトークがかなーり
面白い感じになっているので、是非聴いてみてください。
そして今回収録2話の他に「SPECIAL VOMIC 1」と題されたボイス入り漫画6編がDVDに収録されています。この劇的な試合の舞
台裏ともとれる、各選手家族の風景・西浦の影の力持ちマネージャー、千代ちゃんに焦点を当てた原作収録の短編漫画が全て
ボイス付きで収録という、ファンにはたまらなく嬉しい企画。千代ちゃんのマネージャーの1日を描いた漫画を視ると、マネージャー
って心底高校野球を愛してないと務まらないなあ…等と千代ちゃんを尊敬してしまいました。
早いもので2期DVDも残り1巻。寂しいですが、1期と同様新たな追加エピソードが収録されている様なので楽しみです。
おおきく振りかぶって(13) (アフタヌーンKC)
夏の全国高校野球選手権・埼玉大会の5回戦。われらが西浦高校 対 美丞大狭山(びじょうだいさやま)高校との、中盤から終盤にかけて、いよいよ白熱化する攻防を描く第13巻。本巻ではキーマンと言うべき選手のアクシデントがあって、それがこの息詰まる攻防の転換点として働き、いい意味で、肩の力がすっと抜けるように作品に風を通しているかなと、そんな印象を持ちました。
ナイン同士の声のかけ合いも大切なんですね。それも、相手を勇気づけ、励みとなる声がけが。美丞大狭山のキャッチャー・倉田岳史(くらた たけし)が、2番手のピッチャー・鹿島 匠(かしま たくみ)のカッと熱くなった気持ちを静めるべく、声をかけるシーン。負傷退場した選手が、「お前のせーじゃねーけど 気にしてんなら打てよ!」と、ミスった相手に声をかけるシーン。野球はひとりだけじゃない、ベンチの監督やコーチ、スコアラーも含めた全員でやってんだ、ということが伝わってくるこうしたシーンがいいなあ、ナイスだなあと。
表紙カバーをとると読める「番外編」は、部活以外の学校生活について。西浦高校体育祭の準備の様子が描かれていて、その昔、埼玉の県立高校に通っていた私は、なつかしくなってしまったのでしたー(って、いつの話なんだ?!)。最後のひとコマ、野球部の部室のある通称“プール下部室”に向かって走っているのは、1年9組の部員ですね。前から、田島、三橋、泉の三人。ラウンジでほっとくつろぐ雰囲気のここの「番外編」漫画を読むのも、楽しみにしています。
おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)
私もそうですが、コミックスでストーリーを追っている人のため展開については細かく書きませんが…。
14巻の対美丞大狭山戦終盤の、この臨場感は凄いです。本当に、自分が球場に、グラウンドにいるかのような気分になります。攻守の1球1球に目が離せず、打球が飛べばその行方を思わず追っかけてしまう、そんな感覚で読み終えました。対戦相手を含め丁寧に描かれているのはいつものごとく(それって凄いことですけどね)ですが、特に今巻では西浦選手全員の思いが強く伝わってくるから、この手に汗握る臨場感となっているのでしょう。帯に書かれている「一生懸命がカッコイイ!!元気をもらえる作品です!」(by「アニメ版おお振り」の三橋役声優 代永さん)という言葉が、本当によく当てはまっています。あえて加えて言うなら、「元気を与えてくれて、本当に有難う!!」ということでしょうか。
追記:試合後の阿部君・三橋君にも、ほんとにグッときました。あと・・・モモカンはやっぱり男前(!?)ですね。
おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 7 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
ただ、素直に感動した!!面白かった!!素晴らしかった!!
1期にもいえることですが、作画、演出ともに素晴らしいです。
2期は1クールということで不満がありましたが、演出は衰えることなくますますよくなっていました!!
作画は、クオリティが落ちていたとこもあったが、素晴らしい回もたくさんあった。特に12話は作画も演出も本当に凄い!!
おお振りは素直に面白いと思えて感動できる。。
元は原作だが、原作にそのまま頼るのではなく切るとこは切って、演出や見せ方も変えています。。
選手達の言動や挙動一つ一つが演出として生きていて、野球の見せ方もとても上手で時間を忘れて見ていられました。
それに1期がとても活きた2期だと思います。
とくに三橋とあべのバッテリーはお互いの想いに変化が起きます。
チームにとっても大変なことが起きますが、それとともにみんな成長していきます。あべと三橋、特に三橋はとても成長します。
自分は、7話、9話、10話、11話、12話、と泣いてしまいました(T_T)
そして、10話と12話は超号泣しました。。
特に12話は終始泣いていました。
12話は、全体的に作画が凄いですが所々はめっちゃ力の入ってる作画もあります。。
10話のあべと三橋のシーンも作画が力入っていてスタッフさんの愛を感じました。
自分は、スポーツアニメは大嫌いで特に野球アニメが大嫌いですが、唯一見てる野球アニメで唯一好きな野球アニメです。
自分はおお振りを超える野球アニメはないと思います。
本当に見てよかったと思えるし何度も見返して何度も号泣してしまいました!!
原作のストックが貯まれば3期をやると思いますが、超期待してまってます。
そして1期のブルーレイボックスお願いします!!
おおきく振りかぶって(15) (アフタヌーンKC)
賛否両論あるのかもしれませんが、
私は、こういう試合じゃないお話も好きです。
甲子園を目指すということは、
高校球児である本人たちはもちろん、
まわりの人々の献身的な協力が
本当に、大切なんだな〜というのが伝わってきます。
そんなふうに、全身全霊をつぎ込める目標を
青春時代に見つけることができて、
みんな幸せだなぁ。
さて、天性の才能を持った、田島君、
ただただ、投げることが大好きな三橋君、
キャラクターが突出した仲良しの二人も大好きですが、
結局、共感してしまうのはいつも花井君な私。
高い目標を立てられない自分に悩んだり、
甲子園優勝という高い目標を目指して頑張ることで
少なくとも甲子園にはいけるはずだから
と理屈を付けてみたり。
天才、田島君に遠慮してしまったり。
そんな花井君が、読者の気持ちをちゃんと
日常と結び付けてくれているのかな〜と
15巻を読んで思いました。
なんて・・・花井君は西浦のキャプテンなんだから、
そんな彼に共感なんておこがましいんだけどね。