パーマネント野ばら [DVD]
“こういう”映画は“同じような”映画を見た事があれば 話の流れがわかってしまいます。
また 最初に見るかどうかで 作品の評価も変わってしまうものかもしれません。
で この作品の素晴らしさですが それはそういうストーリーでも菅野美穂でもありません。
“小池栄子”です!
映画のラスト 主人公の菅野美穂に優しく語りかける“小池栄子”の菩薩のような笑顔を見るだけでも この映画の価値はあると思います。
鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄
おそらく、知らない人にとっては、他愛のない1冊の本かもしれません。
でも、ファンを含め、知っている人にとっては、そんなことは関係ないでしょう。
本書では「豪華メンツ」が鴨志田さんを思い思いに語られています。
思い出か、思い入れか。それぞれの心の中の鴨志田さんがそこにいます。
多くの写真も掲載されています。何だか、みんな、笑った顔ばかりです。
胃痛とストレスに悩む日本人が忘れかけていた、屈託のない笑顔が並んでいます。
そして「鴨ちゃん」を描ける唯一の人、西原理恵子さんのマンガもあります。
西原さんが描く鴨志田穣さんは、時折「人間」としてはどうかと思われるような
振る舞いを見せてくれますが、父として、また、人として真っ当な人であることを
彼女自身の筆が語ってくれています。愛だよ、愛。
CDブックなので、当然ながらCDがついています。
このCDは、必ず笑いながら聴き、決して歌詞を人前で読んじゃイケマセン。
何だか分らないけど、とても恥ずかしい事になってしまいます。
でも、大切な人の前だったら、良いかも知れません。
ファンのための、そんな1冊
副題は「鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション」
週刊とりあたまニュース 最強コンビ結成!編
犯罪者と脱税者(笑)。この2人が時事問題を自在に斬る。 が、曰く付きの2人とは言え、佐藤氏は正真正銘のインテリだし、西原氏も世界情勢に詳しいのは周知の通り。真面目さとお笑いのブレンド具合が絶妙で、値段以上の価値がある(←ニトリかっ!?)。 ただ。「借金総量規制法?」の項の、西原氏の“専業主婦批判”は言い過ぎだと思う。本書では“黒サイバラキャラ”なのだろうし、彼女なりに専業主婦に提案したつもりなのだろうが……。私には、弱い者イジメにしか見えなかった。実は、(連載の時点で)この点については違和感を感じたので、新潮社にクレームを入れたのだが、何の音沙汰もなし。そしてこの単行本でも、謝罪の類の記述は皆無だった。 残念である。政治家や国家に毒づくのは痛快でいいが、ああいうのは……。よって、星−1にさせて頂いた(念の為に言っとくが、私は専業主婦ではありません)。 とは言え、楽しめるのはホントなので、(少しだけ覚悟して)読むといいと思う。
毎日かあさん7 ぐるぐるマニ車編
私もずいぶん前に日本にあったマニ車に「これでいいの?」と思ったことがあります。
サイバラマニアなので、今回も裏切らない内容です。
中学生男子の反抗期、当たり前と言えば当たり前。真正面に受け止めて進んでいくしかありませんが、
母の悩みはつきません。お互い様と呼んで笑って乗り越えましょう。
母の応援歌のようなマンガにほっとします。
毎日かあさん4 出戻り編
説得力というものは、情報量ではないと思い知らされました。
昔からのサイバラファンには「鴨ちゃん」のことは当然お馴染ですが、
本作では鴨ちゃんとの過去のあれこれはほとんど語られていません。
それなのに。
書き下ろし部分はついつい最初に読んでしまい、把握していたのに。
改めて最初から読み直した時、涙がこぼれて止まりませんでした。
日々の断片的なエピソードの羅列のようでいて、
家族にはやはり「物語」があるのですね。
最後に家族として過ごした日々があって、本当に良かったです。
今までの巻と通して読むことをお勧めします。