桶谷式 母乳で育てる本
私も母乳が出なくて夜な夜な泣いた母です。赤ちゃんを産めば誰でもおっぱいが出ると思っていたので出せない自分は母失格とそれはそれは落胆したものです。
でもこの本を読んで、私はほ乳類なんだと改めて思い出しました。おっぱいが張らないから出てないんじゃなくて、カチコチに張らなくなったのは良いおっぱいをタイミング良く出せるようになったこと、赤ちゃんと息が合ってきたことなんだと教えられました。
何より参考になったのは断乳についてです。正直断乳に抵抗があったのですが(卒乳したかったので)この本を読んで抵抗が無くなり、子供も私もステップアップした気持ちです。断乳儀式は本当に感動でした。二人目もモチロン完全母乳です。桶谷式にはすごく救われたのでとても感謝しています。
ただ、食事などなんでもその通りにするとママがストレス溜まっちゃいそうなので程々に。たまには甘い物食べて息抜きだって必要だと思います。なので星4つです。
LIVE’73
数あるライヴ盤のなかでも最強の作品! どちらかと言えば洋楽好きの私ですが、この作品はパープルの「ライヴ・イン・ジャパン」、オールマンズの「フィルモア」、バンドの「ロック・オブ・エイジズ」等にもひけをとらない名盤です。(比べる相手がおかしい?)
だいぶ前に拓郎の番組でこの時のギターリストの高中氏が「チューニングが甘かった」と言っていましたがなんの、「春だったね’73」のイントロに続く歓声・・・興奮全開そしてメドレーへ。
どの曲も大好きなのですが、せっかくの拓郎の語りが小さかったり(以前から)、「望みを捨てろ」のF.O.(これも以前からだけど) リマスタリングの割りにはちょっと、とは思いますがそれを差し引いても名盤には変わりありません。(名盤なんて言葉もレコード会社が安易に使うのでキライではありますが)
拓郎(たくろう)自身がライナーで、ライヴに自信がなくなっていた、と記しているが(神田共立があったからか)、メンバー全員が一丸となって怒涛のライヴを繰り広げているその様に、我がバンドのドラマー曰く、「皆で一発キメてやってたんじゃないの。」と過激なセリフが出るくらいの邦楽ライヴ盤史上出色の作品です!
戦国BASARA3 オリジナルサウンドトラック
曲はいいのですが、再録曲はともかく新アレンジ曲が全部入っていないのが残念です。全曲入っていないとは書いてありましたが思った以上に収録曲が少なく感じました。
実測!ニッポンの地域力
昔「メガミステイク」という本を読んだ。
あらゆる未来予測が、なぜ揃いも揃ってハズレるのかを分析した、たいへん面白い本だったが(題名自体が「メガトレンド」を踏まえた皮肉である)、
その本が「はずれない予測がただ一つある」と言っていたのが「人口構造予測」である。
公衆衛生が発達し栄養状態が改善された先進国においては、今20歳の国民の99%は20年後には40歳になる。
すなわち、これから産まれてくる世代を除き、20年後、30年後の我が国の人口構造は、「既に決まっている未来」なのだ。
本書は、「人口構造」をキーに我が国の現状と将来を地域ごとに分析したものだ。
分析はすべて客観的な数字に基づく。かつ日本全国を文字どおり歩き回った筆者の観察眼によって裏打ちされた指摘は、
常套的な議論に慣れた人々にとっては衝撃的なほど、鋭い。
もしあなたが、あなたの住む地域が、まちが、これからどうなっていくのかということに関心がおありならば、
ぜひ本書を手にとってみられるべきだ。
必ず、参考になる洞察が得られると思う。