八つ墓村 [DVD]
本物の幽霊が画面に出てきて、そんな意味でも最高に怖い一作である。辰也が飛行機管理事務所に呼ばれるシーン、窓の外からにょきっと手が出てくる!未見の人は真偽のほどを確かめて。ともあれ、本物が出ようと出まいと、本作の恐怖体験はトラウマになる。落武者のエピソードや小川真由美の変貌など、今でも鮮明に蘇る強烈さ。リングの怖さとは一味違う、説明がつく怖さが後を引くのだろう。息をもつかせぬ怖い進行に、唯一ホッとさせてくれたのが、渥美金田一であった。石坂金田一と違って、主役というよりも物語の語り部的な立ち位置で登場する。どこかひょうひょうとした佇まいが、本作と非常にマッチしていた。壮大な音楽も大作感タップリ。日本のホラー映画史上屈指の名作である。
犬神家の一族 完全版 1976&2006 (初回限定版) [DVD]
メイキングの入った特典ディスクはあまり内容の濃いものではなかったです。
新旧比較再生のできるディスクを観て改めて旧作のすばらしさと新作になにが足りなかったかがはっきりしました。
やはり俳優陣の演技力(最近の俳優の演技を観ることの多い若い人にはあのレベルで納得がいくのだろうが...)とそこから醸し出されるリアリティの差(新作は演技に自然さが感じられない)、そして新作はあまりにも画像がきれいすぎるのがまた物語を嘘くさくさせているように感じました。それに新作の主役級の俳優に旧作と同じ人を使うのは無理があるなと思います、全く違う俳優で撮ってほしかったですね。他の方も述べられていますが痛々しかったです。
まあ劇場で観たときに違和感を感じたシーンがDVDでは自然に鑑賞できたという新しい発見もありましたが...
八つ墓村
現れる登場人物たちが次々と死んでいく、恐ろしい物語です。
水墨で描かれたような画が、
おどろおどろしさをさらに高めてくれています。
各人物たちの死に顔はインパクトが強く、かなりドキリとさせられました。
前作『犬神家の一族』はストーリーは面白かったのですが、
ラストまで誘導されている感が否めず、物語を楽しむという感じでしたが、
本作ではより難易度も上がっており、ゲームとして楽しむことができました。
犯人を知らず、こういったミステリー系のゲームが好きな方にはかなり楽しめると思います。
金田一耕助の冒険 特別版
まさか、こんなものまで
CD化されるとは思いませんでした。
高校の頃、学校近くの中古レコード屋で
たまたま、
ぼろぼろなジャケットのこのアルバムを見つけ購入。
いざ聞くとなんか作品で聞く曲と違っていました。
これはイメージアルバムということを
後日知ったのです。
このアルバムから横溝正史関連音源を買いあさりました。
8. 悪魔が来りて笛を吹く(作・編曲/羽田健太郎)
は羽田健太郎氏が音楽担当したアニメ
スペースコブラ(TV版)
内でも使用されました。
’80sドラマ・ソングブック
30代の人は思わず泣いてしまうかも?
特にH2Oの「僕等のダイアリー」。私はこれがお目当てで買いました。
↑「翔んだカップル」の主題歌ね。
あとC-C-Bの「Romantic」が止まらないもいいスね。
あの頃を思い出して切なくなってください。