多聴多読マガジン 2010年 04月号 [雑誌]
本書の内容は、昨年/一昨年の4月号とかなりに通っていますが
専門用語の解説などのページが、初めて読む人を想定してあり
徐々にクオリティが上がってきているように思います。
この雑誌を私が気に入っているのは、レベルの異なる文章が
読める事と付属のCD、ちょうど聞き飽きるころに
新しい号が出るので、しつこく英語の勉強するためには
よいと思っています。
まさしく、多聴多読のベースとしてよいと思います。
オールアバウト ペネロペ・クルス
映画、「それでも恋するバルセロナ」を見て、ぺネロぺの演技にとても魅力を感じたので、彼女はどんな人なのだろうと興味を持ちこの本を買いました。
スペインでの駆け出しの頃から、ハリウッドで名を挙げるまでの長い道のりが、映画と監督、共演者を通して明らかにされていきます。こんなにも直向きに演技に取り組んできたからこそできた、芸術肌で気性の激しい画家のマリア役。その演技で念願のアカデミー賞を受賞した彼女の笑顔がとても印象的でした。
そしてこの本の一番良いところは、写真がとてもきれいなことです。ドレス姿にしろ、日常のスナップにしろ、セクシーでチャーミング、そしてエレガントな彼女の雰囲気が感じられます。黒髪の女性の美しさを最大限に生かすとこんな風になるんだなぁと改めて気付きました。これからもたくさん良い映画に出演してほしいです。
ボブ・ディランの頭のなか [DVD]
荒廃した、徹底的に疲れ切った映画であった
そもそもあまりディランというヒトの価値が私にはわかっていないせいもあるけれど
根本的におめでたい人間だからか、常にどん詰まりを意識させる彼の音楽も映像もとても居心地の芳しからざるものだった
しかしやはりこのゴーカな役者陣を見ると、彼には決定的な魅力があるのだろうなぁ…
もちろん私もディランそのヒトではなく、役者陣に興味があったからこそ見たのだけれど
第一のお目当てであるジェシカ・ラングはほとんど出ずっぱりだったのでよかったけれど
第二のお目当てエド・ハリスは、もうなかなか出てこなくて、ただひたすら彼の出番だけを待つことがこの映画を見続けた理由でもあった
で、出た!いや〜意表をついたかっこいい出方であったけれど
あれっぽっちか!?!?!?
Jackとはありふれた名前、凡人というイミなのか
Fateとは運命、どうしようもないというイミなのか
そしてJack Fateが最後に歌うのは
やっぱり Like a Rolling Stone なのであった
NINE
映画全体→★☆☆☆☆
楽曲→★★★★☆
女優さん達の頑張り
→★★★★★
ファーギーの歌唱力は勿論、マリオンやケイトも予想以上の歌声で魅せてくれました。
おしゃれでボリュームたっぷりの楽曲が活きています(しかし、映画では下品な衣装とストーリー性の無さで台無しになってしまった)!
買って絶対損なし♪
断言します。
ボブ・ディランの頭のなか コレクターズ・エディション [DVD]
ボブディランのカバー曲満載の、ディラン好きを坩堝(るつぼ)で煮たような同タイトルCDを今でも時々聴いています。
オープニングでの真心ブラザーが映画ではどんな扱いか知りたくて買いました。
世界一のディランファンを自称する監督が世界中から選んだカバー曲の、最初を飾る栄誉。いいね。
彼らの日本語の「マイ バック ペイジ」は心に響きます。
ディランファンのための作品で、知らない人には、変な作品でしょうね。
過去のスター演じるボブディランに少し寂しさを感じました。