ロマンシングサ・ガ2〈基礎知識編〉
発売当時は貴重なアイテム収集や最終ボス戦とのパーティー編成を考える上で重宝しました。しかし、インターネットが普及するにつれて攻略サイトを開設する方が増えた事やこの本に書いてあるのにゲーム中には絶対登場しない(開発の段階でボツにされた)アイテムなどが出てきてしまった事、さらにモンスターの落とすアイテムの表記が一部違っている事などと、基礎知識編を読むより個人のロマサガ2攻略サイトを参照する方が正確であるという始末になってしまいました。
ただザコモンスターや登場キャラクターは全て掲載されていますので、実際のプレイのついでに、それを見て楽しむ分には良い一冊になると思います。
ロマンシングサ・ガ2〈完全攻略編〉
ストーリー攻略についてはこれ一冊あればほぼ難なくクリアできると思います。難易度の高いゲームですので、初めてロマサガ2をプレイかつ初めからサクサクゲームを進めたいという方にはオススメです。またボスのHPや耐性、弱点等も掲載されています。
ただ、そのボスモンスターデータに関してですが、落とすアイテムに一部誤りが含まれていますので、そういった細かい点やその他イベントの年代経過等の詳しいデータについてはロマサガ2の攻略サイトを参照にするといいと思います。
ロマンシング サ・ガ
このゲームは当時バグが多いことで有名でした。しかしそのおかげで、数多くの裏技が生み出されました。例として特定の人数でボスと戦い、逃げるとそのボスが消えたりアイテムを使ったあとある術法を使い敵を倒すと装備欄にその術法が表示され無限に使う事ができたりと、楽しめる要素が沢山ありました。私はこのゲームで、ガラハドを葬り、冥府に行きゲラハ、ミリアム、ラファエル、バーバラ、ジャミルをデスに生贄として捧げ最強クラスの武器と防具を手に入れ、ガラハドを復活させてデスを葬り、さらに最後の試練、オールドキャッスルを制覇しラスボスをコテンパンにやっつけたのをいまだに覚えています。プレイ当時私は中1でした。10年以上経っているにもかかわらず今プレイしてもぜんぜん楽しめます。ちなみにこのSFC版のラスボスはある召喚アイテムを使って特定の攻撃を行うとまれに一撃で倒す事ができます。このゲームに興味があるかたはぜひ購入されてプレイする事をおすすめします。
ロマンシング サ・ガ3
この作品、イベントの数を削りすぎてストーリーが薄すぎ、前作のロマサガ2に比べて難易度がヌルすぎ、術法の効果が微妙、などなど多くの欠点を指摘されることがよくあるゲームです。今思い返してみると確かに頷ける指摘です。しかし、ロマサガシリーズ大好きな私が一番入れ込んでやり込んだのもこのゲーム。まず、登場キャラクターが豊富でその中から自分好みのPTを作れるのがいい。成長システムはロマサガ1,2の良いとこ取りで、戦闘中の行動に対応したステータスが戦闘後にランダムでアップする。2は経験値制だったのだが、そこを1のランダムアップに置き換えたのが個人的にはクリティカルヒット。そこに武器を振ると突然電球が光って技を閃くというお楽しみまで加わるので、もう戦闘が楽しくてしょうがない(笑)各種ステータスの上がる頻度は超イケズ。後半は十時間戦闘し続けても武器レベルがぴくりともしない。諦めかけてた所で2連続アップとか来た日には・・・脳内麻薬分泌ですよ。ロマサガ3作の中でもPTメイク、キャラ育成の楽しさはピカイチだと思います。
それ以外にも、伊藤賢治さんが手がけた音楽、ドット絵の職人技が光る広大な世界・魅力溢れる敵モンスター達等、当時のスクウェアさんの底力ってほんとすごい。某オーロライベントを発見した時の感動は未だ色褪せません。問題点を抱えながらも、そんなことは気にならなくなるような魅力のある私の大好きなゲームです。是非やってみてください。
最近ロマサガ1がリメイクされると聞いて喜んでますが、これをキッカケに2と3もリメイクして欲しいですね。
ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック
ゲームはやっていないのですが、公式サイトの試聴につられて買ってしまいました。素晴らしい。もはやゲーム音楽という枷を外れて、独立に音楽として評価できる域に達しています。
ギターに関しては賛否両論あるようですが、まあ、これは好みの問題だから、人それぞれですね。私も積極的にギターサウンドが好きというわけではないのですが、イースの音楽などでかなり耳に親しんでいるもので、違和感はありませんでした。というか、かっこよすぎ。アコースティック、エレキともに惚れてしまいました。
個人的に超好みなのは、「情熱の律動」。これ凄いですよ!感動した!ラテン系好きにはたまらない〜。
これほどまでにベタ褒めしておきながら星4つなのですが、その理由は、オーケストラ生演奏の貧弱さにあります。弦も微妙なのですが、金管楽器がかなり不安定で残念でした。どうせ生でやるなら、しっかりしたフルオケでやってもらいたかったです…。