ペンブックス ダ・ヴィンチ全作品・全解剖 (Pen BOOKS 1)
「PEN」のファンなのですが、バックナンバーをなくしてしまうことが多く、この「ダ・ヴィンチ」特集もそうでした。いつか特集だけの保存版単行本が出来ないかと思っていたところ、この本に出逢いました。値段も手ごろだし、印刷もいいです。この判型・このボリュームであれば、これから保存版はこちらに決まりそうです。今後のラインナップに期待しています。
太陽と月に背いて【字幕版】 [VHS]
19世紀の革命の傷が癒えないフランスで、27歳にして流行詩人として成功しているポール・ヴェルレーヌのもとに、詩を連ねた手紙が届いた。その手紙の差出人こそ16歳にして詩人としての才能を持つ天才少年、アルチュール・ランボーだった。ヴェルレーヌは、ランボーの詩に類いまれなる才能を感じ、パリに呼び寄せる。やって来たランボーはまだあどけない少年で、その若さと美しさと並はずれた才能に惹かれたヴェルレーヌはランボーを手元に置くことにする。そして彼の天真爛漫で、時に激しい言動に憧れを感じたヴェルレーヌは、ついにランボーと同性愛の関係を結ぶ。・・・
ヨーロッパが舞台ということで、落ち着いた色調が優しい映画です。音楽も、どこか危うい2人の関係を暗示していてイイ感じです。そし!て!何と言ってもレオナルド・ディカプリオの魅力が満載で、すごく光っています。(彼はコスチュームが似合いますね。)小生意気にパイプを加えながらツカツカ歩いていくんですが、一瞬コケそうになるんですよね。無邪気に笑ったかと思えば、じっとヴェルレーヌを射抜くような視線で見つめたりするところは本当にウットリ。何と動物の鳴き真似(これが上手い!)や肩甲骨でコルク栓を抜く、という特技も披露してくれます。こうして見ていると、ヴェルレーヌがランボーに惚れる気持ちもわかってくるから不思議だ・・・。
ヴェルレーヌは、破天荒なランボーに憧れるあまり妻の髪の毛に火をつけたりと豹変していくのですが、何とかしてランボーのようになりたいと焦っている彼が哀れに思えます。流行詩人として名を!知!られていたヴェルレーヌも、ランボーに比べると凡人なのでしょうか?天才にのめり込む哀れなヴェルレーヌと、自分の才能の限界を怖れているランボー。痴話の繰り返し、と片づけるとそれまでですが、最後のランボーの微笑みが印象的。ぜひ、レオのランボーに会って下さい。
レオナルド犬プリオ(初回生産限定盤) [DVD]
「過去のツアー史上最低のMC」と卓球は自嘲するが、それはもしかしたらライブの内容そのものへの絶対的な自信からきているものかもしれない、と思った。下品でゆるくて、ときに観客を置き去りにする喋りと、圧倒的なサービス精神に満ちたライブ本編とは実は絶妙なバランスがとれている。
「昔のこの曲をやりたい」
「この曲にはCGの映像が欲しい」
「この曲にはレーザー光線が欲しい」
アーティストの要望を叶える周りの人々-サポートメンバーのKAGAMI、楽器担当の牛尾、映像のDEVICEGIRLSをはじめとしたスタッフは、誰もが凄い専門的スキルの持ち主であるだけでなく、電気グルーヴの大ファンである、ということがこのDVDを観ていると伝わってくる。そんな電気の大ファンたちが「こんな電気グルーヴがかっこいい」という思いで作り上げたライブなのだから、観ている側も楽しくないはずがない。
「J-POP」「YELLOW」の2枚のアルバムが、素材として以外はゲストを招かず、極めてストイックに作られたことがうまく反作用して、ライブではどうぞ好きに祭り上げてくれ、といわんばかりにサポートをする側の解釈に任せられた感がある。
ディスコからアシッドハウスに戻りつつある音作り、敢えて進化ではなく原点回帰した曲、フルコーラス歌って興奮を煽る曲とワンコーラスだけで飽きる前に切り上げる曲など、細かい見所が満載。
デス・コネクション キャラクターソングアルバム
ヴィシャス、ヨシュア、グロリア、ニコラス、レオナルド、メディシス、ルチアーノの7曲。
それぞれのoff vocalが入って、14トラックの内容です。
ヴィシャスのラップを始め、ロックあり、バラードありと、曲調も変化があって飽きませんでした。
どの曲にもセリフが入っているあたり、キャラソンの王道?という感じで、
ゲームのファンにとしてはうれしい作りでした。
初めてキャラソンを聴く方もいたのですが、みなさんお上手だと思います。
鈴木さん、森川さんはさすがに歌いなれてる感じで、特にこの2曲が好きです。
これから何度もリピして聴きそうです。
星4つにしたのは、個人的にキャラソンのoff vocalは収録されていても聴かないので、
「ヒイロノカケラ」や「S.Y.K」のように7曲だけ収録して、若干安い設定だと
もっとうれしかったのにな、と思ったからです。
ゲームのファン、特に好きなキャラがいる方は、一聴の価値はあるかと思います。