爆チュー問題スペシャル ~冥王星のメリークリスマス~ [DVD]
太田さんもDVDの中で言っているように、幼児向けのようでいて、
元ネタは『スター・ウォーズ』第一作目や、『宇宙戦艦ヤマト』など、
30代半ばから40代、つまり出演者の爆笑問題やBOOMER、ピエール瀧さんなど、
出演者自身が楽しんでるようなネタが満載です。
当然、子どもたちにはあんまり伝わってないですが(笑)、
大人たちが笑ってるので、子どもも幸せそうです。
ビッグバンドの音楽、ダンスなど、パロディ以外にも見どころがいっぱいですので、
子どもから大人まで、かなり幅広い世代が楽しめる舞台になってると思います。
ビッグバンドの指揮をする太田さんに近づいてきた子どもを、
太田さんが抱きかかえる、というちょっと珍しい
太田さんの「いいお兄さん」的な感じも見られます。
流れ者の物語<紙ジャケット仕様>
このアルバムを初めて聴いたとき、ストーンズっぽい(私が一番好きな時代の)と思った。
スライドギターとピアノのコンビネーション(?)が[LET IT BLEED]や[ベガーズ・バンケット]を彷彿させる。
米国南部のかほりがプンプン漂い、スライドギターが印象的で捨て曲無し。
何度も何度も聴けちゃうぞ。1日中聞いてたって平気(わりと)。
ボトルネック奏法の名手ライ・クーダー。
このアルバムを聴けば間違いなく納得。
この音数の少ない曲のつくりがグッとくる。
少ない音数の中にセンスある音を入れていく。
上手い歌とは言い難いが、味があって、この音だからこの声がしっくりとくる。
胸にスーーーーーーっと入ってくる。外から私の体内へと循環するように。
そんなアルバムは息子も大好き。(0歳の時から・笑)
3曲目になると踊りだす(笑)。
Boomer's Story
うーん。しびれる。邦題は「流れ者の物語」。アメリカ大陸をさすらう放浪者のイメージを唄ったアルバム。ひたすらに自由だが、軋むギターの旋律で奏でられる孤独と郷愁、独特の乾いた抒情にしびれる。男の旅、ここに極まれりである。白眉はLP時代のB面冒頭、CDだと6曲目の「Dark End of The Street」。アメリカの広大な大地にどこまでも続く道、空にはコンドルが飛んでいく。そんなところに行く気もないくせに(笑)、仮想イメージの中で、わたしは目を細めて遠く地平線を見やるのであった。