特攻野郎Aチーム THE MOVIE<無敵バージョン>ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
停止ボタンを押さないでください。
エンドクレジットまでみてください。
旧作ファンに嬉しいサプライズがあります。
劇場でみて、思わず、大きな声を出してしまいました。
Rarities
”同じ楽曲に2度金払わせるのか?”なんて言ってる人がいますけどだから”ベスト”なんじゃないんすか?
にもかかわらず新曲(初CD化!)なんかも入ってて、おまけにカラオケ!(これはホントおまけ)も付いてる。。。(初回盤のみみたいっすけど…)
これは”買い”でしょう。
Brian Wilson Reimagines Gershwin
ブライアン・ウィルソンが長年の精神疾患を徐々に克服してソロ活動(アルバム制作・ライブ活動)を行っていく度に「…どんどん良い顔つきになってくるし、音楽制作やライブも精緻に創り上げているなあ…」と驚異に感じながら20年近く聴いてまいりました。
今回の「Reimagines Gershwin 」。期待以上の素晴らしい、そしてみずみずしいブライアンの感受性が音に昇華している部分を堪能することが出来てとても嬉しく思います。
ハーモニー部分は抑え目ではあるのですが、そこはガーシュインに敬意を評して…むしろボーカリストとしてのブライアンの丹念な歌い方とガーシュインの曲を活かしたブライアンならではの細部にこだわりをちりばめた一音一音のアレンジメント。ここに今回の取り組みの成功要因があるなあと僕は感じました。
あまりに完成度が高い曲群ですがあっという間に終わってしまう感じが残るので繰り替えし聞いて秋の夜長を満喫しています。
良質なポップが少なくなりつつある昨今、このアルバムでこの秋を有意義に過ごしてはいかがでしょうか。お薦めいたします。
ビューティフルコード
あなたにとって美しいコードとはなんですか?汎用性、巧妙さ、統一性など人それぞれの観点があると思います。この本では偉大なプログラマと言われている方々が考える美しさが語られています。自分が今まで知らなかった美しさが必ずあります。なにせ33人もの偉人が書いているのですから。
「美しいコード?何それ?」という方はとりあえず、なか!見検索の抜粋を読んでみてください。美しいコードの一端がわかると思います。
この本の唯一の問題点は、各著者が自分の好きなプログラミング言語で美しさを語っているため、コードが理解しにくいことがあるということです。
テルミン【日本語吹替版】 [VHS]
視る前は『ビューティフル・マインド』や『エド・ウッド』のような、俳優が主人公の生涯を演ずる伝記映画かと思っていたが、視てみるとまるでヒストリーチャンネルか、NHK教育テレビでやるような、関係者へのインタビューや昔の映像で構成された純粋ドキュメンタリー映画。この「吹替版」はなおさらテレビ番組の雰囲気が強い。
でも、1990年代の製作で演出は現代的で映像も美しく、ドキュメンタリー映画としては秀逸な部類。元々、テルミンという人物にも楽器についても全く知らなかったのだが、先日読んだ菊池誠『科学と神秘のあいだ』という本に、テルミンに関する記述があり、このビデオも視る気になった。
映画の後半まで、存命中であった晩年のテルミン博士本人を登場させない演出は効果的。テルミン演奏家のクララさんの若い頃は黒髪小柄のかわいいタイプで日本人受けもしそうだ。
ラストのテルミン博士とクララさんとの再会シーンは静かな感動を呼ぶ。でも最も心に残ったセリフは、テルミン博士が、ロシアを訪問中のクララさんに語った「君のことを思っているよ。でも現実の君じゃなく、夢の中の君なんだ。あの時代は私の中では夢のような時代だった。」