チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は
スタンダードな演奏ではありますが決して無個性といわけではなく
むしろこの曲本来の壮大さ、華麗さ、勇ましさが
十二分に表現された素晴らしい出来栄えだと思います
展覧会の絵はもう少し無骨さや荒々しさがあっても良かったかな?
所々のルバートもちょっと気になります。
ただ他に無い新しい曲解釈という点で素晴らしいところもあります。
キエフの大門では普通思い切りフォルテで弾く部分を優しく弾いていたりして
神秘的な雰囲気を出しています。
ただ巧いだけではない素晴らしいピアニストだと思うので
今後の活躍が楽しみです。
プロコフィエフ作品集
このアルバムの数年後に彼女は、N響の1639回定期(指揮:Dキタエンコ)でプロコフィエフの協奏曲3番を奏でられました。
過剰で空疎な感情表出よりも楽譜に有る事をつむいでゆくキタエンコ氏の好サポートを得て、
有名ながらも奇天烈な曲だなという印象だけで終わり勝ちなこの難曲を、透徹したフーガ(そう聴こえる事自体が驚異)や肚の座った大きな歌で魅せまくった彼女の手腕は、今以てまさしく本物です。
この協奏曲のスタンダードな名演の地位をアルゲリッチから奪っていますよ。
出産や子育てに忙しくなろうとも、今後の更なるリリースに期待してます。
商業的に無名な曲だろうと何だろうと、曲の良さを神々しく弾いていて欲しいです。
ドラマ 「のだめカンタービレ」 in ヨーロッパ ミュージックガイドブック [雑誌]
ドラマSP見てからこの本を読むと、ココではこういう事を意識して演じているんだなとか、
ドラマに対する出演者のコメントも読むことが出来るし、写真のページも盛りだくさんで楽しいです。
後半はドラマで使われていた曲のスコアも掲載されているので、ピアノなどの好きな人は弾いて楽しめるのではないのでしょうか。
ティー ゼロ フリクション ティー ショートティ- 20本入り
ゼロフリクションティーのドライバー用を使ってみたところ、折れにくく、無くなりにくくて使いやすかったため、アイアンやUT、FW用にも良いのではないかと思い、ショートティーを購入してみました。
木製のショートティーに比べますと、厚めに入ったときでも引っかかりやクラブに当たる感触がないため、多少は飛距離の点で有利に働いているのではないかと思われます。ただ、よほどユルユルに刺しておきませんと、クラブがティーに触ると非常に折れやすいようで、ラウンド中に何本も駄目になります。特に冬場の凍ったようなティーグラウンドで使うと高い確率で折れてしまうようです。
それでも、中間距離で小さい方のクラブを選択したとき等、その番手なりの目一杯の距離が出したいときには、”ゼロフリクション”による飛距離アップを期待して、このティーを使っています。
グランド・ソナタ
2002年、日本人初そして女性初のチャイコフスキー・コンクールで優勝したことは記憶に新しい。その彼女のファースト・アルバムにあたるこのディスクはとにかく魅力に溢れている。ALLチャイコフスキー、またALLソロという今までになかった一枚である。しかしこの全ての演奏が実に素晴らしい。若いパワーと完璧なテクニックで演奏されている。自分としては、ユモレスク、ドゥムカ、そしてアルバムのハイライトのグランド・ソナタにより共感した。
これを聞く限り、優勝した後、忘れられてしまうような人ではないことは確かで、更なる活躍を期待するばかりである。
次はオーケストラ物も聞いてみたい。次のリリースが待ち遠しい。