![]() パラサイト・イヴ [DVD] |
結婚して一年、愛する妻自動車事故で死亡した。精神崩壊しかけている永島が妻の肝臓を勝手に遺体から持ち去り、葬儀にも参列しない。妻に語りかけるようにして肝臓を慈しみ培養する。ある日、肝臓のミトコンドリアは意思を持って動き始めるようになる。一方腎臓移植された麻里子の体に異変が生じる。麻里子は「得体の知れぬ物」を生み出す。それは病院を動き回り…
「ミトコンドリア」の陰謀がテーマですが、聖美が清らかでとても美しい。その現実感のない「美しさ」こそがミトコンドリアの罠であり、永島をある目的に利用していた。その美しさを武器に永島を惹きつけ結婚。そして聖美の交通事故すらミトコンドリアの意思。 しかし、実はミトコンドリアより先に麻里子自身も永島を愛していました。ラストの屋上での永島の炎上シーン。むしろハッピーエンドのようで泣けます。 |
![]() ミトコンドリアのちから (新潮文庫) |
食事の量(=摂取カロリー)を極端に減らしても、タンパク質やビタミンなど最低限の栄養素があれば、人間は健康に生きられる、という説があって、そのメカニズムの核心に位置するのがミトコンドリアであるという。で、ミトコンドリアについて知りたくて本書を手に取った。結果は「当たり」である。
本書は、ミトコンドリアの機能や働きのメカニズムを分子レベルまで砕いて解説する。それだけではなく、ミトコンドリア研究の歴史も詳細に紐といていて、研究者たちがどのようにしてミトコンドリアの謎を解明していったのか、時代時代の背景もあわせて非常に興味深く読んだ。一般向けの科学読み物ではあるが、分子レベルの解説は適当にはしょったりしておらず、相当歯ごたえはある。一読して理解できるようなヤワなシロモノではないが、ともあれミトコンドリアについて知りたいことはこの本にほぼ全部書かれているだろうことはわかった。さて、これからが勉強だ。 |
![]() パラサイト・イヴ (新潮文庫) |
瀬名秀明氏の小説を読んでいつも思うことは、主人公が“非常に格好良い”ということである。正直、物語の中には最近のホラーの傾向からかグロい部分もあるし、その他未成年には正直勧めにくい描写もあるが、こういった部分に主人公が荷担しないことで、主人公の清廉さが際立っているのだろうか。
『パラサイト・イヴ』はそうではない。 大学の薬学部に勤務する主人公=永島利明は、交通事故死した妻の肝細胞を培養する、という偏愛というか狂気にとりつかれてしまう。人知を超えた存在の所為……でもあるが、他の瀬名小説にある“主人公の格好良さ”を、私は感じられなかった。初期の作品であるが故か?しかし、最近の著作とまた違ったカラーとして、新鮮で楽しめる(その分、結末近くの成り行きはちょっと趣味が悪い感が否めなくもある)。 文章も近著ほどに洗練されてはいない気がするが、それもこの作品のカラー。その分(?)視点の切り替えが少ないので、読みやすいかもしれない。文章の緩急の付け方もさすがで、怒涛のように流れる展開においては、文字を追う目のスピードも自然と速くなるから不思議だ。 他の瀬名小説と共通するのは、やはり専門用語が多く出るところ。苦手な方は、雰囲気を楽しみつつ流し読みしても問題ないかと思うが、これは知的欲求を満たすだけでなく、物語に深みを与えるエッセンスでもある。細胞の中のミトコンドリアが意思を持ち、宿主たる細胞、人間をも内側から操っていく……という話の合間に様々な知識が挿入されることによって、よりストーリーに矛盾を感じず読み進めることが出来るように思う。 目から入るのは文字情報のみだが、五感で読める小説だ。 |
![]() 知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦 (ブルーバックス) |
フレーム問題について、本書で理解しました。
一般化フレーム問題 人間も自動車教習場などで多くの情報を処理しきれなくなることがある。松原、橋田。 身体性が重要で、みのまわりのことだけ処理していてもうまくいく。ロドニーブルックス。 |
PE【Parasite Eve】 プレイ動画part6 ~共鳴~
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