1/48中島 キ43 一式戦闘機 隼 I型
隼1型とは、太平洋戦争全般で活躍した陸軍の隼戦闘機の初期型です。
2枚羽のプロペラ
エンジンの前に取り付けられた環状の滑油冷却機
左右の幅の広い翼
望遠鏡のような照準器
が主な特徴です。
同社の2型後期タイプではこれらの点がすべて異なっています。
有名な加藤隼戦闘隊で使われた最初のタイプもこの隼1型でした。
初期型といいつつも昭和18年(1943年)になってもまだまだ使われている機体でしたので活躍期間はかなり長いかもしれません。
キットはハセガワの意気込みが感じられる組易さとフォルムの良さを兼ね備えた良質なものですが、唯一翼端部分だけは別パーツになっていて、ここの取り付けと整形には気をつかわねばなりません。
主翼の上下を接着する前に、先に翼端部の上下パーツをそれぞれ主翼の上下に取り付けてから主翼の上下を接着すると段差が少なく作れます。
一式戦闘機 隼 荒鷲、21世紀の空を征く [DVD]
すでにレビューを書かれている方の評価がかなり辛辣でしたので、購入を少し躊躇しましたが、結果から言えば大満足でした。これは、最高の画質を求めておられる方と、飛んでいる飛行機に見とれていられれば、それで満足できる人間との、言わばどこを評価するかの違いなのでしょうね。私は飛んでいる隼の姿を見て、ただ単純に「美しい」と思いました。個人的にはそれで十分です。
中島一式戦闘機「隼」 (エアロ・ディテール)
ニュージーランド南島ワナカのアルパイン・ファイター・コレクション所蔵(現在はないそうです)の1型と、米国オシュコシュのEAA自作航空機協会博物館所蔵の2型の、鮮明なカラー写真中心の構成です。特に1型は飛行可能な状態にまで復元された(安全のため実際は滑走だけ)こだわりの逸品で、ハ25エンジンやコクピット、内部構造まで可能な限りオリジナルを尊重して再現されており、それらの細部写真は実機の研究やプラモ作りに役立ちます。2型は推力式集合排気管装備の2型乙で、後期型らしい丸みを帯びたカウリング形状などが良く分かりますが、1型部品が入り混じった残念な状態です。あとは隼ファンには馴染みの深い、大戦中の写真を少しだけ掲載。とにかく1型のプラモを作りたい方には、絶対お薦めの一冊です。
写真解説は野原茂氏(1型の写真撮影も)。大きくて見やすいイラストで、1型〜3型の機首形状の変化、風防や計器盤の違い、増槽の懸吊要領などを図解。巻末の各型変遷図は1/48と1/72スケールで、塗装解説は各色のFSナンバー(氏の推定)も併記されています。
一式戦闘機「隼」―航続力と格闘戦性能に秀でた対戦闘機戦のスペシャリスト (〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ (52))
陸軍戦闘機パイロットの頑迷な“格闘戦主義”“軽戦主義”とそれを代表するかのような“明野飛行学校”が一式戦「隼」の採用を遅らせてきたと言われ、あげくに何とか採用されたらされたで海軍「零戦」に比べ“弱武装”“低速(そんなに差はないと思うのだが)”とあまりにも「軽く」見られ勝ちである本機であるが、戦後流布した上記の“定説”をこの本は根拠ある資料・メモ等により否定している。前にこのシリーズから出版された「零式艦上戦闘機2」を読んでもそうだったが戦後書かれた兵器・武器の解説は一部の者の一部の感想が全体化してしまい見直されずにここまできてしまった感が強い。もしかしたら「零戦」より兵器として有用だったかも知れない一式戦「隼」がそのひとつの典型的な例かもしれない。
1/72中島 一式戦闘機 隼
簡単に製作できますので楽しいです
きっちりと色を塗れる技術があるといいんでしょうけど
自分なりの色で好きに塗ればいいと思います
流行りの痛飛行機に工夫してしまうのもありですよ。
値段が安めなので楽しんだもの勝ちでしょう。