ベスト・クラシック100 2
友人が購入したので聴かせてもらいました。当方自身クラシックはグールドやブーレーズの春の祭典ぐらいしかまだ聴いていません(持ってません)が、初心者の方などがクラシックを聴いてみたいと思ったときに丁度いいものだと思います。ただ曲数多すぎて消化不良になりそう(笑)
ライヴ・フロム・ザルツブルク [DVD]
ベートーヴェンの三重協奏曲はアルゲリッチのピアノとヴァイオリンのルノ-・カプソンとチェロのゴーティエ・カプソンのカプソン兄弟という来日時と同じメンバー、というよりも、このザルツブルグ音楽祭の演奏メンバーでの来日公演だったのですね。アンコールはシュトラウスのラデツキー行進曲とヒナステラのバレエエスタンシナから終幕の踊り。
終幕の踊りの演奏風景はもう何度も繰返し見ているのですが、なぜか涙が出てきてしまいました。音楽って素晴らしい、と再認識する作品です。
このドゥダメルとSBYOVはCDもさることながら、映像で楽しまれるのが特にお薦めです。とにかく皆、キラキラしていて美しいのです。
ザルツブルグ大学でのドゥダメルとSBYOVのユーモアたっぷりの音楽講義(題材はマーラーの交響曲1番、巨人)の様子も付いています。これは必見。
ユニバーサルさん、来日公演の映像リリースも引き続きお待ちしてます!
展覧会の絵
辻井伸行氏の前に、リヒテル氏の「展覧会の絵」を購入していました。リヒテル氏のCDはとても古く音質も雲泥の差があるとは思いますが、私なりに…
今まで聞いた「展覧会の絵」の中でもスローテンポだと思います。丁寧でやさしい印象です。絵画を表現しようとしている素直な姿勢も感じられます。彼の人間性も感じますし、これからもまだ伸びる若さも感じました。
同じ「展覧会の絵」を10年後20年後の彼の演奏でまた聞いてみたいと思いました。
ボレロ 火の鳥 & 展覧会の絵 [DVD]
クラシックのDVDというのを初めて購入しました。
ボレロという曲目で選びました。
指揮者の表情、いいですねぇ。
終始真剣な顔をしているのかと思いきやニヤリとする時もあるんですね。
大画面で観ると迫力満点です。
ムソルグスキー展覧会の絵 全音ピアノライブラリー
ピアノ版展覧会の絵の楽譜の中では、当全音版が最も入手しやすいです。
全音の楽譜は、30〜40年前に、表紙を唐草模様から、現在の青のモノトーンに改めましたが、
当初は帯と、ビニールの表紙カバーが付いていましたが、今はビニールカバーも付いていません。
このビニールカバーは、ツルツルとしていて、大変邪魔だったので、丁度良いです。
全音の楽譜は、他のものも含めて、時々手直しが行われています。
ペダルの踏み替え場所の指定や指使い指定も、微妙に変更されてきました。
当、展覧会の絵も例外ではなく、数十年前のものと、今のものとでは、指使い指定が異なります。
ただ、この曲はペダルは多用するとは思うのですが、当楽譜にはペダル記号は、全く記されていません。
冒頭の解説も、過去のものとは少々異なりますが、現在版の解説(奥村一氏による)は分かりやすいです。
この、展覧会の絵は、技術的に最高難度のものを要求されます。
特に「卵の殻をつけたひよこの踊り」「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイル」などは難曲。
「ババ・ヤーガの小屋」は両手でダイナミックに弾くには、相当な練習を要します。
また、どの曲も、シャープとフラットが付き過ぎていて、譜読みしにくいです。
まず、取り組みやすくて、聴き応えのある「プロムナード」を練習。
次に、お好みの曲から順番に練習するのが良いと思います。
薄い楽譜ですが、攻略には相当な時間を要します。
展覧会の絵は人気曲です。
幻想即興曲、月光、ラ・カンパネラ、トルコ行進曲などと同様に、皆の好きな曲です。
こういう曲は、是非練習しておきたいですね。