年齢学序説
雨トーークにて、一見地味ながら実は類い希なる存在であることを、出演のたびにこれでもか、これでもかっ!!…と知らしめたプロフェッサー大吉。
シャイなお顔で(*≧m≦*)その内面は、「分析、分析、これまた分析。」
某テレビ局での、人気メニューを当てなければ帰れま10。冷静な思考力とデータ分析による4連チャン勝利!
大吉先生は、あらゆるところにおはします。まさに魔術師です(`_')ゞ
不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)
元カノ登場とはいえ、ありきたりの三角関係もつれとかじゃないのでご安心を。
多少羽室が女に圧されて歯がゆいけれど、こんなことぐらいで二人は揉めたりしません!てのがメイン。
恋物語は波乱があってこそなのでスルッと流してしまいそうな話ではあるんですが、逆に二人の強い絆が感じられるシリーズ最終本です。
まだまだ同棲生活とかその後を読みたい気はしますが、何をやっても崩れなさそうな二人にその後話は意味なしってことですかね…
表紙だけ見て綺麗でふっと買ってこの本から読み始めると、少し関係性がわかりずらいところがあるのでせめて前作「不条理で甘い囁き (幻冬舎ルチル文庫)」から入ることをおススメします。
どん底 そのまんま東
「人生なんて、ハードで脆い人生」だということを自らの辛い体験を通じて語っている。
話の中身は極めて単純だが、読者を強く引き込んでいく。
現代社会を生きていくのは、誰でも同じような境遇に陥る可能性があり、身につまされる内容だ。
ただしそこからが偉い。
「人はそれぞれ何らかのトラブルを抱えて生きている。こんな社会である。トラブルを抱えるのは当然である。そのトラブルにどう立ち向かうかで、その人の真価が問われる。」
ということで、悶々とする中にも次に向けての動きが語られている。
特に以下の文言が気に入った。
「人生には2つのことが必要。1つは試練に耐えること。もう1つはきらきらするものを失わないこと」
「全力で生きると寒さを感じないもの」
「人は進歩するのだ。今は過去になり、そしてやがて遠い過去になり、いつの日か今を懐かしめる日が来るのだ。それが進歩なのだ。」
「”試練を乗り越えられない人には、神は試練を与えない”とか”神の計画と人間の計画とは違うのだ”といった言葉はどれも正しいのだ。誰かが言っていた。”夜明け前が一番暗い”と。」
人生に疲れている人に読んでほしい。じわっと不思議に元気が出る本だ。