出没!アド街ック天国東京下町歩き―浅草・上野・根津・千駄木・谷中・向島・京島・門前仲町 (日経BPムック)
大抵、この番組はメモりながら観るんですが、時間がたつと
メモを紛失したり、あああの料理、アド街でやってたよなあ・・・
って思うんだけど、料理のイメージは覚えていても店の名前は
忘れてる(笑)
偶然発見したこの本、ビジュアル豊富・(大型)地図も親切で
この1冊で東京・下町が堪能できマス。
これでいいのか東京都江東区 (日本の特別地域特別編集) (地域批評シリーズ日本の特別地域 8)
江東区の情勢が的を突いて書かれてはいます。が、写真と説明文が合わないところが見受けられます。
明らかに木場を写した写真が東陽町と紹介されていたり、木場よりの塩浜も東陽町と書かれていたり。
まったくなんでもない駐車場を写してショッピングモールの駐車場のような説明が書かれていたり、実際に住む
住民にとっては、「それはちょっと違うんじゃ?」と思えるものが多いです。
深川民・城東民・臨海民の気質の違いの考察は面白いですけどね。一度読んでみる価値はあります。
東京居酒屋名店三昧
実に良く店の情報を纏めたガイドブックだ。これだけ限られた少ない紙上スペースに無駄がなく、初めて行く際に全く不安なきよう的確な情報満載に驚く。最寄駅別の見出しに店の概略だが、駅から徒歩何分や住所だけでなく、道順が丁寧に言葉で書かれている。もちろん巻末の地図の該当ページも情報欄に書かれている。代表menuと酒の10品程が掲載され、かつ必ず当店「名物」1品が挙げられている。「ひとこと」欄や「備考・その他」欄に心憎いほど店の特徴が付されている。例えば、日本酒を飲めない方の入店不可、酔っぱらいは禁止、読書禁止、お酒3本まで、という各店独自の注意事項が面白いし有難い。写真も5枚から7枚程度、店構え、店内風景、酒、料理等々が載せられ、一目で店の雰囲気がよくわかる。よって本書利用法は、行きたい場所を事前に探すも良く、居酒屋ファンなら見開き2ページを眺めているだけでも楽しい。店の数は70、東京都内をくまなく収集してある。しかし門前仲町4店舗、北千住3店舗、曳舟2店舗、立石4店舗、中野4店舗その他というように、やや山手線から外側に比重が置かれている。ジャンルも老舗、大衆、立ち飲み、銘酒居酒屋、、創作料理、焼鳥・もつ焼き、鰻というようになっており、場所、店構え、ジャンル等々から見て、いずれも味に定評あり、しかも良心的な価格という店ばかりだ。反面、安くて旨くて小さな店が多く近所の常連さんが多いので、一見さんが初めて席に着けば独特の雰囲気にやや気後れしそうな店も当然ある。だからこそ本書での事前チェックが有効であると言える。