いのちのおはなし (講談社の創作絵本)
95歳で今なお、医師として活動されている日野原先生が、10歳の小学生にむけて
おこなっている「いのち」の授業を紹介した絵本。
「いのちは、どこにあると思いますか?」
授業の中で先生は子どもたちに問いかけます。むずかしい質問ですね。
なぜなら、命は生きている者みんなが持っていながら、直接見れませんから。
ただ感覚的に、自分自身の体のどこかにあると思うのではないでしょうか。
命の姿は見えないけれでも、表現したり感じたりすることは出来ます。
例えば、先生が黒板にチョークで引いた長い直線。これも命。
先生が貸してくれた聴診器から聞こえてくる心臓の鼓動。これも命。
では、先生の答えが何だったか? それは本書を読んでみてください。
説明を聞いて、なるほどと思いました。
「いのち」に意味を与え、未来に視点をおいたわけですね。
大人が読んでも、読後にはウワーッと視野がひらけることでしょう。
まあ、95歳生きた先生から見れば、ほとんどの人は子どものようなもの
でしょうから。
せんせいのお時間(9) (バンブー・コミックス)
148CMという童顔丸顔の高校教師を中心とするマンガ
ほとんどというか登場人物が変わっていません。
また、イベントも高校の文化祭で、出し物が2つもあるという
かなりマンネリ状態です。サザエさん状態でしょうか。
富永の毒舌が気になっていた人は、かなり普通にもどってしまったので
安心して読めます。(わたしは富永の毒舌が好きでしたが)
とはいえ、4コマのほのぼのとした笑いはこの巻でも健在ですし
これ以上毒がきつくなってくると、現実と乖離しすぎて
厳しい状況になりそうです。
もともとの、童顔丸顔の高校教師を中心としたマンガに戻ってきていますが、
少し飽きてきたというのも、あります。是非次の巻では新展開が
欲しいと思います。
せんせいのお時間 2時間目
第6話で遠足で日光江戸村に行きます。この話が今回のメインでしょう。
とにかく皆さんとばしてます。なかでも工藤と小林がぶっ飛んでいます。
工藤なんかすごく生き生きしているので、ちょっとひいてしまうくらい。
小林の秘密(?)も明らかになるし。みか先生もかわいいです。
ゲストに「戸張 章」が登場します。このキャラは同じくももせたまみ
原作の「ももいろシスターズ」のキャラです。知らない人はこっちもチェ
ックしておこう。
せんせいのお時間 4時間目
今回のメインはやっぱり第17話、18話の
「文化祭ではふーん」前後編
でしょう。これでついに関くんが・・・。
さらにゲストで「ももいろシスターズ」の村上桃子と戸張章が登場します。
章くんは2度目の登場ですね。そして再び工藤の魔の手が・・・。
他にもみかのお父さんの暴走ボケぶりとか、関くんの壊れっぷりとか、
聞きどころはいっぱい!小学生編も好調です。
せんせいのお時間 3時間目
ラジオドラマのオリジナルキャラ「中山」が登場します。
渡部の部活の後輩で、渡部に好意を寄せるちょっとアレな娘ですが、とっても
かわいらしいキャラです。ただ、声優さんの演技がいまいちな気がしますが。
これからに期待しましょう。
今回のオススメはボーナストラックの「小学生編」です。
短くテンポよくまとめられたお話は4コマ漫画を読んでいるようです。
こういうのができるというのは、すごいことだと思います。