好色五人女―マンガ日本の古典〈24〉 (中公文庫)
絵の時代考証、顔のつくり(バタくさい)などは置いといて、
話しの展開は楽しめます。
ホント知らないよね。
時代劇などで似せたものや、アイデア借用はあるだろうが、
少女マンガを読んだことない方にも許容できる範囲だと思います。
女の性と業の深さ、それゆえの怖さ、悲しさ、
江戸時代を背景にしみじみと語られていたのでしょう。
センター対策(本の帯)には、
だいたいがセンター試験の傾向が分かりませんのでコメントできません。
まぁ、井原西鶴、原文ってどうなんだろう、読んでみようか、
好奇心をくすぐる点でも目的は果しているのでは。
「大坂・樽屋おせん」 ・・・悲しすぎ。
源氏物語 (1) (小学館文庫)
コミック化した源氏物語は、片端から読んでいます。
その中で牧美也子さんの解釈、絵柄は、
私の中では一番のハマリでした。
全てが原作通りというわけではありませんが、
でもすっごく好みの仕上がりです。
末摘花、近江の君、花散里、玉鬘。
大好きな女性達が魅力的に描かれていて、とても嬉しかったです。
贅沢を言えば宇治十帖まで読みたかった!