名探偵コナン テーマ曲集 ~THE BEST OF DETECTIVE CONAN~
このアルバムが発売された時、そう想った人は少なくないはず・・・
「コナンのテーマ曲」が一貫して好きという人は多いはず・・・
かといってそれぞれのアーティストのシングルやアルバムをいちいち買うほど余裕はない。という人が多かったのでは!?
知名度はかなり強い割にはCD売上が予想よりも!?という曲は沢山あったはず・・・
しかし、これで悩みは解消・・・
コナンFanから支持の高い小松未歩さんの曲もふんだんに収録・・・さらにZARDやB’zといったアーティストもそして、当時まだアルバムが発売されていなかった愛内里菜さんの曲までが余すとこなく収録されている。
ZARDの「運命のルーレット廻して」はシングルと後奏の時間の長さが違います。
明日、君がいない [DVD]
本当に良い映画だった。テンポもよく綺麗で、見ていて引き込まれる映画。
若い時の苦悩を描いた映画でしたが、普遍的な人間の性を上手いこと引き出していて、なんとも切ない映画でした。
人への無関心、自己への執着は誰かを死に至らしめる。何か一つ声を交わせでおけば、あの子の命が少しは救われたのかも。なにかとてつもなくフィットしたものがあった。
最後には感じる映画だった。
そうか、もう君はいないのか
映画「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画賞を受賞したのは、日本的な死生観が欧米でも評価されたからでしょうか。
本書は「五十億の中でただ一人『おい』と呼べる妻へ」の愛惜の回想記、ラブストーリーです。二人は「喧嘩らしい喧嘩をした覚えがない」(87ページ)そうで
す。
2000年2月に妻、杉浦容子さんは癌で亡くなりました。その直前にニュー
ヨーク在住の息子さんが見舞いに帰国されます。そして城山三郎さんと息子さ
んが病室を出る瞬間、以下のような記述があります。(135ページ)
−−−−
突然、容子がベッドに身を起こしたかと思うと、降りるというより、滑り落ちた。
何事かと驚くまでもなかった。
次の瞬間、容子は息子に向って、直立して挙手の礼。
息子は驚きながらも、容子に向い、直立して挙手の礼を返す。
私はひさしぶりに笑い声をあげた。もちろん、容子も息子も笑顔。
三人が笑っての最後の別れとなった。
−−−−
私の父が胃がんで亡くなる数日前、突然立ち上がって何歩か歩こうとしたこと
を思いだしました。そして父は「今歩いておかないと歩く時がない」と言った
のです。
死ぬ直前までの人間の強烈な生命力を感じさせられました。
下は本書に出て来る城山三郎さんの好きな箴言です。
「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」(イタリア
の経済学者パレート)
2時間ほどで読めるおすすめの一冊です。涙をふくティシューを用意してお読
み下さい。
どうして君は友だちがいないのか (14歳の世渡り術)
マスコミで感じる著者の印象の違いに良い意味でちょっとビックリ。10代の前半って本当に友達がすべてと思いがちで、頭のなかはそればっかりになっちゃう。
そんな考えをちょっと和らげてくれるっていうだけでも凄く勇気づけられるんじゃないかな。
こんな本が中学校の図書館とかに置いてあると素敵だなあと思う。