ESOTERIC カルロス・クライバー指揮 J・シュトラウスⅡ 喜歌劇こうもり全曲
往年の銘板が,エソテリックの丁寧な仕事で、SACDになりました。
演奏、音質共に、満足度の高い盤だと思います。
評価項目に、
この商品の耐久性、このおもちゃの全体的な評価
が有りましたが、不適切ではないかなと思いました。w
でも、歴史の評価に耐えうると言う点では、耐久性は★五つですねw。
愛の調べ [DVD] FRT-259
『愛の調べ』(Song of Love)
クラレンス・ブラウン製作監督。キャザリン・ヘップバーン主演。ロベルト・シューマン夫妻の半生を描いた叙事詩風の音楽ドラマである。ポール・ヘンリードが演じるロベルト・シューマン。クララを非常にセンシティブに演じるキャザリン。彼女に一目あつた時から
心の底から愛して続けていた内弟子のブラームス(ロバート・ウォーカー)。だが、シユーマンの死後、ブラームスから結婚を申し入れられたが、クララは、生涯を夫の作った曲を多くの人々に聴いて欲しいと、独り演奏旅行に凡そ40年と言う長きにわたり身を投じた。ストーリーの中にフランツ・フォン・リストも登場する。ピアノの名門ベーゼンドルファーも登場する。この映画のエンディングにクララが大好きな若き日のロベルトが作曲したトロイメライの演奏があるが、非常に印象的である。19世紀の音楽を知るよき教材である。(1947年製作・アメリカ映画・全編118分) 著者・大橋新也
音楽で人は輝く ―愛と対立のクラシック (集英社新書)
ブラームス派対ワーグナー派という視点で、後期ロマン派の大作曲家の音楽の特徴と各人の生涯を解説し、ベートーヴェン以降のクラシック音楽史の流れの見通しを良くする。有名作曲家がどちらに分類されるかは読んでのお楽しみ。
ブラームス派は形式・緻密な構成、つまり物事等の描写ではない絶対音楽を重視し、安定・統一を志向し、個人生活では一人の女性を愛し抜く。
ワーグナー派は音楽によって人間の心理等を描き、神が死んだ時代にあって安定・統一を志向せず、個人生活では複数の女性に心を奪われる。
19世紀後半の音楽界を二分した両派だが、ベートーヴェンの第五交響曲に連なるのがブラームス派で第九に連なるのがワーグナー派。ともにベートーヴェンを範・乗り越える壁とした。
ブルックナーのように女性関係はうぶでもワーグナー派の人もいれば、ブラームス自身の音楽にも感情が秘められている。単純に色分けできない人間的なエピソードが面白く、大作曲家を身近に感じる。
シューベルト〜シューマンの前期ロマン派の作曲家も採り上げており、巻末にはシューマン以降の名曲案内つき。本書だけでかなりのクラシック通になれるだろう。
「マエストロ、それは、ムリですよ・・・」 -飯森範親と山形交響楽団の挑戦-
色々な事に対しての気持ちが変わりました!!
素晴らしい人だと思った本は本当に久しぶりです!!
感動しました。
CDまでつい買ってしまいましたが周りにも何か感じ変わったねと言われてます☆彡幸せです