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お迎えです。
原作の田中メカさんが脚本を書いていらっしゃいます。
CDという媒体であることをを全面に押し出して、遊び心全開です。
かなり面白い!
原作も面白いので、是非とも両方楽しんで頂きたいです。
声のイメージは、正直全然違いました(笑)
が、そこは力業で押しきられたような感あり。
キャストの皆さんと、脚本の田中先生の力量に脱帽しました。
聞いているうちに、これはこれでアリかなと思わされました。
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ストライクウィッチーズ2 第1巻【初回生産限定】 [Blu-ray]
現在、5話まで視聴しての感想は、「芳佳めちゃめちゃかわいいなぁ」でしょうか(笑)
というのもこの作品、最近の作品で必ずあると言っていい『テーマを語る』という側面が、まるでないんですよね。あるのは、各キャラクター、ネウロイとの戦い、あと、ズボン(笑)などの描写であり、作り手の訴えたいテーマ、自意識といったものが全くない。あるとすれば、1期のOPでも出てくる『私にできること』といったものですが、これも何かに対比させて語られるテーマといったものというよりも、各キャラクターの基本的な在り方として描かれるに留まっています。でも、深いテーマが描かれてないからといって、他の作品に劣っているわけでは決してないんですよね。この作品は深いテーマなんかなくたって、実に魅力的と言えます。例えば音響に対するこだわり、ロマーニャの街並みの描写、ストライカーユニットで飛ぶことの気持ちよさを感じさせる演出、作画、CG、ミリタリー的なネタの仕込みなどなど、細部に至るまで徹底して作られています(もちろんズボンは言わずもがな)。
そして、何より注目すべきは、キャラクターに対するこだわりです。こと、キャラクターに関しては、キャラを魅力的に「描く」というよりも、各キャラを実在するかのようにとらえて、そこから魅力を「抽出」していくような、そんなキャラクター描写になっているように感じられます。とにかくキャラクターに関しては、至極誠実で、丁寧であり、人間的ないびつさもなければ、一貫性に欠けるといったこともありません。監督のキャラクターに対する強いこだわりが感じられて、実にすばらしいです。
この作品は、そういった様々な“魅力”をとことん楽しめる作品なんです。受け手側がその気になれば、あらゆる魅力を引き出せるような、懐の深さがあります。色々と見返してみると、実に楽しいですよ。まあ、最終的に「芳佳かわいい!」とかに、落ち着いてもいいと思いますが(笑)。だってかわいいですからね、ストライクのキャラは。そういったシンプルな楽しみ方ができるのも、この作品のすばらしい魅力なんです。
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HCDシリーズ 天然パールピンク
まず、天然パールピンクのファンの方なら、絶対に楽しめます☆「天パ好きなんだけど、どうしようかな?」って悩んでいる方、買って損は、無いかと思います。「今まで、ドラマCDって買った事ないけど…。」って方、本当に、良く出来ているので買ってみて下さい。ドラマCDでは、脚本を原作者とは別の方が書くっていうのがありますが、今作は、原作者でもある”田中メカ”先生自ら、脚本を書いていらっしゃるので、原作の雰囲気というものが、とても良く表現されています。それなので、聴いていると、キャラ達の動きが見えてくるようです。私は説明が下手なので、このCDの良さを上手く表現できないのが残念ですが、ストーリーの途中で入ってくる、キャラの日常も凄く楽しいし、原作で出てきた『アイドル戦隊・スターレイン』と『アイドル刑事MOMOKO』を、音の世界で楽しむ事もできます。特に、桃野真珠の『~アイドル刑事MOMOKOのテーマ~刑事はMOMO色』は、必聴かと(笑)
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メカ硬派
田中圭一さんの傑作、「闘え!ハンラウーマン」や「局部くん」に比べると下ネタはかなり押さえ気味ですが、それも先に述べた作品は下ネタ率100パーセントだったからで、通常の漫画に比べると相当お下品です。ヴァイオレンス度ではほぼ100パーセントの割合で老人虐待シーンが御座います。
特筆すべきは主人公のアンドロイド(時々サイボーグ)「ゲルグライト-G99」よりも、創造者でかつボケ役でも有る手詰博士のキャラクターです。
博士は映画「メメント」の主人公並みの健忘症ながら大変な科学力を持っており、本人は自分の記憶力の減退に恐ろしく無関心で極めてハッピーな生活を送って居るのですが、彼が残した山積みの問題が有る発明品から確実に辿れる楽しみが読者には有ります。多分にいい加減な設定では有るのですが…。
この漫画のアイデアは宇宙に生命の起源を求める汎スペルミア説から来ているのではとか、生命や文明の起源とは本作で示されている様に結構いい加減な物なのでは、などと個人的には多々考えさせられた次第ですが、単に下らない漫画としても非常に面白いのでお薦め致します。
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キスよりも早く 8 (花とゆめCOMICS)
田中メカ先生は「お迎えです」の頃から大好きでした。作中に出てくるキャラは、カッコイイしカワイイ。が、このくらい長くなってくると構成力が必要になります。この作品はストーリー運びがクドくなってきていると感じました。何故8巻で翔馬!?今更です。なんでここまで続けるのだろう…。4巻くらいで終了で良いのでは?段々と文乃に好意が持てなくなってきました。 一度流し読みしたら、しばらく読み返さなくても充分です。 なんだかんだ言っても完結まできっと購入するんだとは思いますが、続きを早く読みたいと思えない、期待できなくなってしまいました。絵が大好きなだけにとても残念です。 田中メカ先生の新しい漫画に期待します。