やるどらポータブル ダブルキャスト
選択肢式のゲームは初めてやりましたが、夢中になってやった記憶があります。
マルチエンディングが楽しくて、何周もしてしまうんです。
ちょっとした選択肢の違いで展開がガラっと変わるので緊張感がありました。
どうしてもグッドエンドにならない時は、ヒントが表示されるのも嬉しかったです。
ヒントの通りに進めばグッドエンドに行けるので。
バッドエンドは本当に怖かったです・・・イラストが可愛らしいので、そのギャップが^^;
エンディングだけでなく、選択肢による達成率もあるのでやり込み要素も楽しめます。
100%にするには相当な根気が必要ですが・・・!
サスペンス系ですが、怖い表現が苦手な方でもありません。
そこまで残酷な表現はありませんので。
安心して遊べますよ。
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
マネジメントを発明したと言われる、かの有名なドラッカー。
まさに題名通り、マネジメントの基本と原則を教えてくれる。
一口にマネジメントとはいっても、リーダーシップやイノベーションも含めた広義のマネジメントを扱っている。
よくドラッカーは難しいと聞くが、思っていたよりは読みやすかった。
確かに書いてある内容はかなりレベルが高い。ひとつひとつすべてが斬新だ。
ただ「○○しなければならない。なぜなら××だからだ。そのためには△△をする必要がある。」
といった形で説明されていて、他の本よりも説明が一段も二段も深い。
だから納得しやすい。
専門用語が多く使われているわけでもなく、展開がきれいにつながっているため理解しやすい。
マネジメントを学ぶ上で必須となる基本と原則を、これ以上ない形で確認できます。
しかしながら中身が濃すぎて、1回読んだくらいでは全然消化しきれない。
何回も繰り返し読む必要がありそうです。
モーツァルト:フィガロの結婚 ハイライト
名盤と言われる通りに文句ないです。シュワルツコップが亡くなったときにシュワルツコップ検索で購入しましたが、ジュリーニの素晴らしさに感動。
個人的には、ケルビーノの歌唱が魅力的と思いました。特に「Non so piu cosa son」、フィオレンツァ・コッソットというメゾ・ソプラノ、明瞭で澄んだ歌声といい、歌い方もバランスが良く気持ちいい。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
はっきり言っておくが、小説としては二流である。しかもビジネス入門書としても、稚拙といっていい。企画ものとして底が浅いのは否めない。
だがドラッカーのマネジメント論を「みなみちゃん」や作者ほどに「真摯」に読むオトナが世の中にはどれくらいいるだろう。ドラッカーのオリジナルを読んでも、大抵の人は感動を受けつつも「俺はこの点については、実践しているナ」と中途半端に納得してしまうのである。
この本の特徴は抜群なわかりやすさである。そのわかりやすさは作者がドラッカーの著書を「真摯」に読んだから生まれたものだということに気づく。それはオリジナルを読んで得られる中途半端な感動よりも、ずっと真っ当なものである。
しかもビジネス書として読み進めていくと、非常に意外な(しかもベタな)感動が待っているところが憎たらしくもある。
ググれば出てくるが週刊朝○の書評のような、斜眼視した感想を漏らすのは簡単である。が、この本を読んで学ぶやつは学ぶ。学ばない人はたぶん、どんな人に会っても学ばないだろう。
人を動かす 新装版
さすが、自己啓発本の祖、カーネギー。
読んでよかった。
読んだ自分と読んでいない自分とでは、明らかに人に対する姿勢をいうものが変わってくると思います。
自分を殺して相手に迎合するというのではなく、相手を尊重しながら自分の意見を理解してもらう。
また、そうすることによって、議論一辺倒で相手を打ち負かしたときよりも、自分が豊かになる。
今では一般的な理論のひとつですが、何十年も昔に、このテーマについて、これだけの事例を駆使しながら
説き伏せた本が出版されていたことに、無知なわたしとしまして、驚きを禁じえません。
膨大な量の事例で、この本は成り立っています。
これだけの事例は、カーネギーだからこそ集められた事例でありますし、やはり彼の努力の賜物だと思います。
その努力を努力と感じさせない、さらっとしていて、軽妙で、ユーモアの利いた文章にも、彼の人柄を感じます。
これほどの人物に説き伏せられると、もう頭があがりません。
今は巷に自己啓発本というものが氾濫していますが、やはり、カーネギーぐらいの情熱と努力と詳細なリサーチを
持ってしてこそ本物といえるでしょう。
人間とは読んでいる間や読み終わった少しの間は、ふむふむと理解した気になり、実践しますが、
しばらくすると忘れてしまいがちなもの。
手元に置いて、定期的に読み返したい本です。
また、議論大好きなアメリカにおいてこのような本が著されたということも感慨深い気がしました。
新社会人へや餞用などとしてに限らず、人に差し上げるのにも最適な本だと思います。
まだ読まれていない方は、ぜひ手にとってみてください。