クニミツの政 27 (少年マガジンコミックス)
とうとう市長選が終わり、この巻でクニミツの政は終わりです。
市長選では空前絶後の投票率を記録しますが、それに対して佐和記者が「坂上さんと不破さんの力よ」とコメントします。
私は一回目に読んだ時は「有権者は幼児の集団じゃあるまいし、何でそこまでして呼び込んでやらなきゃならんのだ?」と思いました。
が、二回目は「人間、政治が大事だと知っててもついつい目の前のこと以外に興味を失うものだから、指導者が必要なのかな?」と、思い直しました。
人が世の為に生きることは立派なことです。
堂々と宣言し、その極たる存在が政治家であると、このマンガを読めば納得出来ます。
だから、政治家は尊敬されるべきなのです。
そして、民主主義において政治家が愚かだとしたら、それは有権者が愚かだからなのです……と、多少飛躍しますが、私は思いましたね。
様々な思索の機会をくれて有り難うと言いたいマンガでした。
クニミツの政(まつり) (26) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3570巻))
熱があっても風邪ならクスリなんかいりませんよ。
漫画の内容は、ほぼ事実です。
こっちの話は、いちおう専門なんで、断言しちゃいます。
解熱剤はウィルスを活性化させ、風邪の治りを遅くしますし、下手すると命にかかわるものもあります。
肺炎になってなけりゃ、抗生物質も飲ましてはいけません。
もちろんウィルスにはなんの効果もないですし、
耐性菌を生んで、いざというときに抗生物質が効かなくなります。
インフルエンザのワクチンが本当は効かないらしいことも、最近、週刊文春で記事になりましたね。まあ、この漫画はちゃんと取材をしてることは確かですね。
終わってしまったのは残念です。
人気はあったみたいですし、もっと続けてほしかったなあ。
Are you alive(初(DVD付)
発売日より一日早い今日、このCDを購入したのですが俺は今までのLIVの曲の中で一番カッコよくて、イケテルこr曲だと思います。初回限定版だったのでDVDが付いてきて、この曲(Are you alive)のプロモを見ましたが、ギタリストとして押尾さんがギターを弾くとこも見たかったのですが、残念ながらそれは見れませんでした(泣)
押尾さんも自体好きな俺は、英語がペラペラでギタリストだけギターも上手くて、声もいい!ワイルド系でカッコイイ押尾さんにも憧れます☆
とにかく、このCDは今までのLIVの中で最高の曲だと思うので、是非、聴いてみてください。
クニミツの政(まつり) (23) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3499巻))
風邪薬の話は極端に思われる方が多いかと思います。
が、昔の知識しかない医師ならともかく、現在の医師の本音は「風邪はほっときゃ治る」です。
風邪薬は症状を緩和するという役目は果たすかもしれませんが、頻度は少ないにしても必要でない薬を飲んで重大な副作用が出ちゃあ本末転倒でしょう。
そんな風邪薬を製造していた製薬会社、処方する医師にも責任の一端はあります。
そして私の考える最大の問題点は、世間の人々が「風邪なら薬を飲まなければいけない」と思い込んでいることです。
こんな説明を信じてくださる患者さんは2-3割くらいでしょうか。
作中のクニミツほどでなくても、「この病院は薬も処方しないのか!」とキレた方も実際にいらっしゃいましたよ。
全く関連のない話になりますが、「薬は危ない、健康食品で健康になりましょう」的な信条をお持ちの方にはこの話は受け入れやすいかもしれません。
ですが、薬に危険性があるのは当然のことでして、多少の副作用に目をつぶってでも使うべき薬は存在するのです。
「健康食品で健康に」的な情報は世間にあふれておりますが、私の見たところほとんどは胡散臭いもんですよ。