インフィニティ Plus
PC版のメリットは、800x600の解像度で収録されていることです。
廉価版が現在でも入手可能なPS2版は640x480と思われるので、その点で有利です。
グラフィックも単純なスケーリングではなく、ちゃんとPC用のものになっています。[★+1]
ゲーム内容自体は良質ですが、Ever7 は特に古いタイトルですので
現在の視点から見ると、やや荒い点がいくつかあります。
特にキャラボイスのS/N比は気になりやすいと思います。
(こもったような聞こえ方をします)[★-1]
同梱物はDVD4枚+Ever7のBGM再生用CD1枚です。
トールケースではなく、薄型CDケース入りでインナー等はありません。
この点でコレクターエディションにはなりきれていません。
この為、1タイトルでも既に持っている方は、
PS2の廉価版+12Rivenという選択肢もありでしょう。
とは言え、新作を含む4タイトルで実売12,800円は悪くない価格でしょう。
集めにくいPC版の旧作を一気に手に入れるチャンスではあります。[★+1]
[追記]レビュー執筆当時は、12,400円にて販売されていました。
14,000円を超えてくると、旧作はPS2の廉価版を選んだ方が安いです。
Ever17 -the out of infinity-(限定版) Premium Edition
このゲームの良さは、様々なところで語り尽くされていると思います。
なので、この限定版パッケージの特典について書きたいと思います。
まずサウンドトラックですが、新OP/EDを含めて全26曲。
サイバーフロント公式での予定曲数より6曲増えています。
OP/EDはフルバージョンで収録されていて嬉しい限り。
曲目は過去に発売したEver17 サウンドコレクションにOP/EDを差し替えたものになっています。(Amazonの商品紹介の曲目リストを参照)
1曲だけ曲順が変わっていますが、新EDの曲調が旧EDと違うので、曲の流れを合わせるために変えたのだと思います。
プレミアムブックのほうはフルカラー40ページ。
多量のネタバレが含まれるため、未クリアの方は閲覧注意です。
このゲームをプレイする場合、最大の敵はネタバレだと思うので。
まず前半12ページに、これまでのパッケージイラストをはじめ、PS2版とPSP版の各ショップの特典用書き下ろしイラストが掲載されています。
次が各ヒロイン3ページずつの紹介。
ネタバレなし紹介、設定資料集、ネタバレあり紹介となっています。
続くストーリー攻略チャートはエンディングまでを完全網羅。
注意事項やCG回収ポイントまで載っている親切設計です。
しかし前後をネタバレに挟まれているため、ある意味非常に扱いづらい攻略チャートといえます。
そして(個人的には)メインである中澤工氏へのインタビュー。
こぼれ話や今だから語れることなど、製作当時のエピソードを交えて8ページにわたってネタバレ全開で綴られています。
私はこれだけのためにPSP版Ever17を購入を決めましたが、満足のいく内容でした。
最後を締め括るのは新テーマ製作者インタビュー。
作品イメージに沿った曲作りの真剣さが伝わってきます。
オープニングテーマ曲製作者インタビューと書かれるはずの所が、エンディングテーマ曲と誤植されているのはご愛嬌といったところでしょうか。
プレミアムブックが目当てだったので、もう一度プレイする気はなかったのですが、ちょっと触ったら止まらなくなってしまいました。
私は物語の結末を忘れることが多く、時間を置くと再度楽しめるタイプなのですが、このゲームに関しては記憶に焼きついて離れません。
出来ることなら記憶を消してもう一度プレイしたい・・・
BEST HIT セレクション EVER17 ~the out of infinity~ Premium Edition
このソフトのレビューはPC版PS2版とたくさんあります
その中にはネタばれのようなことを書いてる方もいますので気を付けてください。
物語は 西暦2017年 水深51mの海中に沈む海洋テーマパークの中に
複数の男女が閉じ込められてしまうという、閉鎖空間で繰り広げられるSFアドベンチャーです。
主人公は二人から選びます(男で20歳の大学生と記憶喪失の少年)当然話しも違ってきます。
公式サイトには食糧が…酸素が…崩壊が…とハラハラドキドキするような説明で書かれていますが
実際はシナリオライターさんの描写不足で、そういった緊張感が登場人物たちにはほとんどないです。
多分こうゆうところで白けてしまう方もいるかも…?考えが現実的じゃないといった感じで。
けどこのソフトの醍醐味は明らかになっていく真実を読み解いていくことです。
といってもそのためには同じような文章を何回も読まなくてはいけないので結構きついです(ダレるお)
個人的に最後の追い上げは面白かったけど、そこに至るまでの作りが微妙に感じました。
Ever17 -the out of infinity- [恋愛ゲームセレクション]
わたしは、この作品にまんまと騙されたうちの一人である。
まず登場人物の一人に嫌悪感を抱き放置していたのだが、皆が言う傑作をそんなことで体験しないのは実はもったいないなと考え正し半ば我慢しながらプレーを再会したというのがスタートだったのであるが。
そして今でも反省しているのだが、その中途半端なプレースタイルだったにもかかわらずわたしはこの作品に対して最低の評価を下してしまったことである。プレー後自分のレビューを削除し書き直したのだが今でも愚かだったなと自分でも思う。
ということでギャルゲーなんじゃないのか?とか退いてしまっている、かってのわたしのような人にも是非プレーしてほしいのが今作である。
この作品はゲームでしか出来ないことを作品とした素晴らしいものであると今なら胸を張って言える。
わたしの考え方をガラリと変えたのはこの作品であると今なら言える。
色々な角度から物事を見ることはとても大切である。
皆もおおいに騙されてほしい。
Ever17 サウンドコレクション
劇中の感動がよみがえります!
一曲、一曲に表情があり、ゲームをしていた時の場面が想像できます。
劇中の全ての曲が収められています。
好きな一曲を好きな時に、おススメの一枚です!