吸血鬼ノスフェラトゥ 新訳版 [DVD]
「1番のホラーDVDは?」と聞かれたらこれを上げる。忠実なリメイク版と合わせればさらに興味深い。当時、ヨーロッパから見たトランシルバニアの闇のイメージが実におどろおどろしい。また、廃城に住む吸血鬼、こうもり、夢遊病、幽霊船、ペストを媒介するネズミ、売りつけようとした廃屋などが、主人公の名前のとおり究極の恐怖(マックス・シュレック)を盛り上げる。吸血鬼の長い腕の形や三角屋根の廃屋の形は忘れられないシーンとなっているが、リメイク版でも忠実に再現されている。500円はとにかく安い!(送料が高い)。
吸血鬼ドラキュラ (創元推理文庫)
まさに「ドラキュラ」の原点です。
なぜ「吸血鬼」の原点と表現しなかったかというと、「吸血鬼」自体は本書が執筆される以前から、伝説などで存在していました。
ですが、後に映画をはじめとする各種メディアでの「吸血鬼」や「ドラキュラ」は、まさしくここから始まったのだと言えると思います。
ドラキュラの名前を知らない方は、誰もいないと思います。しかし、ドラキュラの起源を知っている方はかなり少ないと思います。
吸血鬼ものやドラキュラものの映画や各種作品を続けて読みたい、と思われた方は、その前に原点を本書で確認することをお奨めします。
吸血鬼ドラキュラ=太陽に弱い、というのが世間の常識ですが、原点となる本書では、ドラキュラは真昼間から歩いています。それだけでも個人的には衝撃でした(ちなみに、90年代に作られたドラキュラの映画は、これを正しく反映してました)。
訳が古いので、ちょっと読みにくいかもしれませんが。
吸血狼男 -HDリマスター版- [DVD]
今更ながら作品について、何が良いのかと触れても、
「参考になった」「ならない」は、
この作品をご存知の方以外にしか理解できないと思うので、
個人的感想を一言だけ書かせてもらいます。
なので、まったく参考にはならんと思います。
数あるホラー映画の中で、最も印象に残った映画でした。
星5つについては、DVDの仕上がりがどんな状態なのか
手元に来てから観賞してみないことにはわかりませんが、
とにかく、この作品をDVD化に持ってきたメーカーへの
ご立派度に対して5つにしました。
どうやら、TV放映時の吹替えも収められてるようなので、
興味は尽きないです。
今では差別的解釈でTV放映は無理でしょうから・・・・
いつ頃に放映したものなのでしょうかね?
この際だから、これを機会に「血とバラ」(原題Et mourir de plaisir)なんかも
当時のTV放映の吹替え収録で出して欲しいもんでね。
吸血鬼カーミラ 創元推理文庫 506-1
原作を読んだわけではないのですが、翻訳だけでも丁寧な描写が分かります。この本には7編入っていて、中でもやはり圧巻は表題作「吸血鬼カーミラ」。
可憐で美しいカーミラ、それに魅かれる語り手の女性、解説にもあるとおり、一種のレズビアンの雰囲気を匂わせますが、それが鼻につくこともなく、作品の雰囲気として、色を添えています。
カウントダウンヴァンパイヤーズ
基本的な概要としてはほぼバイオです。バイオハザードを既知の方なら説明要らずですね。
なのでゲームとしてはバイオ好きならおそらく楽しめるでしょう。
ストーリー部分ですが、
刑事であるキースがデザートムーンというホテルのこけら落としのパーティに招かれたVIPを警護するために赴任し、そこでバイオよろしく惨劇が起こります。
この場合はゾンビではなく敵はヴァンパイヤなのですが、
ストーリーはそのヴァンパイヤの真相を突き止めていくということになります。
ヒロインのミサトは月を見ると発作が起こったりするLPSという奇病の持ち主で、どうやらヴァンパイヤの親玉と関係があるらしいのですが、1週目では真相が全て明らかになりません。
1週目『ミサト編』をノーマルモードでSランククリアすることによって2周目に新たなムービーや人物が登場し、そこで真相が明かされていくようです。
マルチエンディングであり、真エンドを見るためには上述の通り2周目『ミラ・ジェシック編』が本番ということになります。
最低2週はしないと全容が明らかにならないこと、
それに加え2周目をSランククリアすることでミニゲームであるヴァンパイヤモード(ヴァンパイヤになって人を襲う)が遊べたりと、それなりに長く遊べる仕様になっているといえるでしょう。
個人的な感想ですが、ヒロインのミサトが好みで可愛いです。(OPとEDのムービーくらいでしか顔は拝めませんが)
さらなる詳細を知りたい人はニコニコにプレイ動画が多数上がっているのでそれを参照するといいのではないでしょうか。
しかし2周目のプレイ動画はなく、自分も2周目は未見なのでこのレビューを見て上げてくださる方に期待したいです。
(これを書いている今現在、自分はまだSランククリアしてません。即ち2周目のプレイ、及び真エンドを見るに至っていません。)