戦闘妖精雪風 OPERATION:1 [VHS]
戦闘機のアクション、フォルム、キャラデザなんか美麗だと感じます。
まあそれも余りにもギトギトしすぎて却って見辛くなってしまってるような気もします。
悩めるパイロット、うーむ。
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
戦闘妖精雪風の続編。
今作は主人公深井零が自分の片腕と信じて疑わなかった雪風との
関係やジャムの正体について臨床心理士のエディス・フォス大尉、
過去の零のような人格の桂木彰少尉、ジャーナリストの
リン・ジャクスン、そして友人のジェイムズ・ブッカー少佐を
交えて見つめ直していくものになっています。
戦闘描写の精密さは相変わらず素晴らしく、零の視点で描かれている
場面は特に感情移入でき、読者も零と共に雪風のコックピットに
乗っているような臨場感を感じます。
物語の終わりとしては中途半端な終わり方をするものの、
神林氏の文才はそう感じさせず、むしろ非常に綺麗な
幕引きであったと感じられました。
しかしながら、アニメ版雪風5巻を見た神林氏はもしかしたら続編が
書けるかも知れないとおっしゃっていたので、ぜひとも出して頂き
たいと思います。
前作が気に入ったなら目を通しておきたい一冊です。
アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風
待ちに待った、戦闘妖精雪風の第3部です。
ジャムとは、フェアリイとは。そして「自分」とは一体「何」なのか・・・。
愛機・雪風の機上で、しかし、そうではないかもしれないどこかで、深井零は考えます。
他の方のレビューにもありますが、今回は戦闘シーンよりも独白や静的なシーンが多く、
異星体ジャムとの物理的な交戦や、動的な展開を期待する方には少し不向きな内容かと思われます。
しかしながら、前作・前々作と雪風を読んできた方には是非ともお勧めしたい一冊でもあります。
非常に抽象的というか、哲学的な内容で、時系列もつかみづらいですがまずは一読。
最初は理解できなくても、読んでいくうちに何らかの発見があるかもしれません。
戦闘妖精雪風 OPERATION 1 [DVD]
今のCG技術があるから映像化が可能になったんだなぁ、がまず第一印象。でも原作を読んでからでないと、話についていけないかも。
(ちょっと不親切)
正直なところ、「痛いなぁ」が見終わってからの感想です。
期待半分不安半分で購入しましたが、やはり・・・・というところ。
航空ファン、メカニックファンの方にはオススメです。
原作ファンの方、冷静にご覧ください。別のメディアですよ、これは。
ともあれ続巻がどうつくられるかに期待したいところです。
戦闘妖精雪風 OPERATION 4 [DVD]
艦隊+メイヴ VS ジャムの戦闘シーンは良い。「対空ミサイル発射!」の台詞は何とかして欲しいと思った…。航空自衛隊の協力のおかげで航空関係は充実しているが、海上自衛隊の用語についてはやはり不足している感は否めない。とはいえ細かく見ていくと、タイプ2のジャムが増速した時の翼形状変化、イージス艦の主砲連射シーン等々、見所は結構多い。
戦闘シーンに目が行き勝ちだが、リン・ジャクスンにも注目。ブッカーと零に初めて会った時の様子は少々わざとらしい感じがして引いてしまうかも知れないが、こんな無邪気なおばさんはなかなかお目にかかれない。素でこの調子であれば、零が目を丸くして驚くのも無理はない。
全体を通して割と明るい雰囲気なのは、この巻のヒロイン(?)、リンおばさんのおかげだろう。