天外魔境 第四の黙示録 ハドソン・ザ・ベスト
※当方が持ってるのは通常版(非ベスト)ですが、今現在流通してるのはコチラだろうと思ったのでこちらに書きました。
通称『天外魔境IV』とも言えるこの作品のオリジナルは、1997年1月14日リリースのセガサターン版です。
本PSP版では、当時都合でカットされてしまった一部シナリオの加筆、そしてOPムービーの新規書き起こし等。
加えて、都合でカットせざるを得ない一部セリフの再アフレコと、それに伴って他界されてしまったオリジナル版キャストの一部代役・・・等々。
基本的には、セガサターン版を忠実にそのままPSPに落とし込んだ秀逸な移植だと思います。
オリジナルが好きだった方は、間違いなく満足出来る仕上がりです(^^!
舞台はアメリカ。
アラスカに始まりニューヨークまで、ストーリーを進行させていく事でアメリカ全土を巡るという壮大な世界観!
笹川敏幸先生によるバラエティ豊かで極上なBGM群と歌の数々が、それらと上手く融合してます(^^!
物語の雰囲気は確かに暗くて、ちょっと恐い部分もあります。
ただその事が、この作品をより深いモノにしているのも事実です。
特に「人間の欲」とか「命」とか・・・凄く考えさせられる部分があり、初プレイから十数年経ってる今でも、この作品は深く心に残ってますね。
色々なRPGをやってますが、そのような感情を抱いてしまった作品は殆ど無いような気もします。
世界観は全く違うんですが、『グランディアII』ともどこか共通したモノを感じます。
「楽しいだけがRPGじゃない」
という事を、この作品からは教わりました。
自分、或いは「人間という存在」について今一度考えたい方には強くお奨めです。
【三洋物産】天外魔境卍MARU 【中古パチスロ実機/フルセット】家庭用電源OK!
4号機末期のストック機を彷彿とさせるマシン。
ゾーン狙い以外に有効な立ち回りに乏しく、かつてのハイエナマシンほどのリターンもない。
回転数を見上げながら打っていた当時を懐かしむためのマシンと考えれば打てないこともないが、この手の懐古趣味なマシンは、どれも「数字配分が致命的に間違っている」。
例えば「天国モードは128Gが天井で連チャン確定」という点をとっても、それは「Bigなら払い出し400枚が連チャン」であった時代に産み出された「チャンスゾーンの黄金数」であり、出玉性能が制限されている五号機に適用すべきものではない。
ART機は宿命的に通常時の玉持ちを削られるものであるため、あの獲得枚数で「あのチャンスゾーン」を消化していては「勝てるイメージが削られる」だけである。
プレイヤーが打ち続けるためには、常に「目と鼻の先」程度の距離に「期待感」がぶら下がっている必要がある。
五号機ではせいぜい70Gくらいが妥当か?
そしていざART「暗黒ランチャンス」に突入させても、ここでの「上乗せ」が現実的に思えないため「勝ちへの突破口」ではなく「ただ消化するもの」になっているのが残念。
当たりは「引くもの」という五号機に慣れたプレイヤーからすると「機械任せな感じ」が強すぎる気がする。
通常時の演出や「魔境への道」など面白味もあるだけに、旧時代の亡霊にとりつかれた仕上げであることが残念でならない。
難を言えば出目がキタナイことやレア小役を狙うのが面倒なリール配列であることなど。
一方で、ゲーム性に対する試みは評価に値するものがありますので、勝ち負けを気にせず家スロで楽しむなら、十分にアリだと思います。
天外魔境II
全曲中前半の17曲が生演奏、そのうち10曲前後が久石譲氏である。
たったこれだけ、と思うなかれ。主人公達のテーマ、フィールド上のテーマ、オープニング、エンディングとその存在感は圧倒的で完成度が高く、ゲーム中でも重要なポジションを占めている。
曲調も多彩であり、シンセやドラムが多用されるもの、ジパング(ゲームの舞台)を意識して和楽器が用いられるもの、純オーケストラ、ピアノ、コーラスと聴くものを飽きさせない。
CD後半のゲーム音源の曲と合わせて聴けば、愛する天外魔境の思い出が蘇ること間違いなしである。
天外魔境2 MANJI MARU 公式完全攻略絵巻
攻略本としても資料的読み物もあってすごく良かったです。
攻略内容としては、シナリオフローチャートとマップが分かれていますが、フローチャートにちゃんとそのイベントが、
何ページに書かれているか載っているので、そこをひけばマップがすぐに引き出せます。データもきっちりと整理されているので見やすいです。
資料的読み物も新旧キャラ絵や今までの天外シリーズの流れ、天外2の世界観がよく分かる用語説明もあって満足です。
攻略で使うもよしクリア後に世界観に浸るもよしな、一度に二度おいしい攻略本で大変満足な一冊です。
「天外魔境 第四の黙示録」オリジナル・サウンドトラック
実はテレビゲームがファミコンと呼ばれるようになってから初めてハマったRPGが、
この『天外魔境 第四の黙示録』でした。
発売直前にテレビでガンガン流れてたCMでまず釣られてしまいまして・・・^^;
当時、世の中はドラゴンクエストだのファイナルファンタジーだのと、今より
大人も子供もみんなゲーム漬け・・・みたいな空気があって、
なんとなく、“自分はそんなもの遠慮するわ”的トーンで生活してたのが、このゲームのおかげで一変!
仕事にまで支障が出る勢いで、毎晩ゲーム世界にトリップしておりました。
このゲームに関してはゲーム雑誌で辛い評価をつけてたものもあったと記憶してますが、
私自身は、多少クサい演出はあっても良いストーリーだと思ったし、各種イベントやクエストも
楽しめました。
そしてゲームそのもの以上に、中で使われてる音楽の質の高さがまた!!
ゲーム自体はやらなくなりましたが、このCDは今でも時折聴いております。
ゲームに使われる音楽だし・・という気持ちで作られた物なら、ここまでの味は出せなかったはず。
舞台設定は「アメリカ」ですが、日本や中華、エスキモー、メキシカン、ネイティブアメリカンなどの、
民族風音楽もふんだんに取り入れられていて、貴重な一枚だと思っています。