孤独のカンパネラを鳴らせ
椿屋のアルバムは全て持っているのですが、今回のアルバムの存在は最近知りました。
いつの間に出ていたのね、という感じで買いました。
何度も聴き続けていると、なんで発売日に買わなかったんだろうとちょっと悔しくなりました。
もっと早く知りたかった。
あくまで感想ですが、今作は今までの椿屋の艶ロックと前作「CARNIVAL」が上手く融合された新しい椿屋サウンドだなと思いました。
ときに刺々しく、ときに優しく、ときに華々しく。そのさじ加減が絶妙です。
演出が渋い。
1度聴いたときのインパクトは前作のほうが大きいけど、こちらはじわじわくる感じ。
でも確実に、1度聴いたらリスナーの心を捕えます。
そしてそう簡単には離してくれない。
もっと知りたい、もっと引き込まれたい、そう思わせてくれるアルバムです。
そして相変わらず中田さんの声は色っぽい。
でもこの歌声があるから、椿屋サウンドが椿屋サウンドであるのかと改めて思いました。
声と歌と演奏が文句を入れる余地がないほどマッチしてる。
こんなにも完成度の高い、魅力的なアルバムに出会えてよかったです。
椿屋が好きな方はもちろん、まだ椿屋を知らない方にもぜひ聴いてもらいたいです。
「事務ミス」をナメるな! (光文社新書)
最初に仕掛けられたミスの例題にはしっかりと引っかかってしまいました。
構造的に発生するミスを見分け、その問題点を取り除くことで発生率が減ることはこれまでにも体験していますが、そのノウハウをなかなか次の世代に伝えることができないでいます。良くないものはなんとなく臭うような気がするという、私個人の中での感覚的なもので、言葉にすることができないからでしょう。
しかし本書を読みながらそれを言葉にして伝えるヒントが得られました。例えばよい事例よりも悪い事例を示して考えさせたり、後輩に手順や考え方を教えさせたりするなどです。本書に書かれた内容を自分なりに消化して、さらなるヒントを得たいと思います。
FIFA2001 ワールドチャンピオンシップ
似ている選手は何人かいるが、オーウェン、フィーゴはぜんぜん似ていない。あと、黒人選手の描き方はちびくろサンボみたいにクレームが来そう。シュートはある程度の距離から打たないと入らない。ロングシュート、セットプレイが決まる確率はかなり低い。スタジアムも数が少ない。プロレベルはスルーパスを多用せよ。1対0で勝つスリリングさ、全体的に見れば、リアルはある程度追求されている。もちろん反省点はある。
インシテミル 7日間のデス・ゲーム Blu-ray & DVD プレミアムBOX (4枚組) [初回限定生産]
殺人ゲームの実況中継というショッキングな題材の映画ですが、どうも、いまいち平板で面白みに欠けるお話でした。巷には他にもショッキングな映画や小説などごまんとあるので、私たち観客はもう、ちょっとやそっとのことじゃ驚かなくなってきてるんですね。
ジャンル的には、流行の“心理戦ゲーム映画”の作品ですが、『ライアー・ゲーム』ほどの心理戦の駆け引きがあるわけでもなく、人が死んだらみんなパニクって、ぎゃあぎゃあ騒ぐだけで、心理戦的にはごく浅いものしか見れません。“犯人”と“探偵”とか、“倍額ボーナス”とか、それなりの興味深いルールが提示されるものの、ストーリーが進むにつれ、それらはおざなりになり、どうでもよくなってしまいます。
舞台となる暗鬼館の描写も中途半端で、殺人マシン“ガイド”もなんだか安っぽいロボットのイメージしか残りません。
一番肝心な人物描写についても中途半端で、キャラクターの人生がほとんど見えてこない。せっかくの魅力的なキャスティングが本当にもったいないです。
「生きたいという強い意志を持つものだけが、最後に生き残る」みたいな胸を熱くするメッセージも聞かれますが、設定が非現実的すぎて残念ながら胸に響いてきませんでした。
私的にはやはり、綾瀬はるかのシャープで可憐な美しさが、◎。 7日間ずっと同じ衣装だというのは頂けませんが。
FIFA2001 ワールドチャンピオンシップ
この中田選手の表紙(?)から見てもわかるとおり、
中田選手の動きを実際に取り込んでいるのだから、
そのプレーはまさに本物!!
あまりゲームが得意でない私も、選手名を見たり
ゲーム以外の要素でも十分楽しませてくれます。