Super1500 妖怪道中記
ゲームセンターで何円つぎ込んだことか…そのころの思い出が甦る出来栄えで、画面もサウンドも完全移植だと思います。ただしかなり小さいウインドウ(全画面拡大表示不可)なのが唯一残念です。
WindowsXPでは動作しませんでしたが、何とWindows Vista 32bit(64bitは未確認)ではインストールを含めて問題なく動作するようになりました!!(特別な方法は不要)ただしコンフィグはエラーになってしまうので難易度設定はまだしもコントロールの設定が変えられないのでキーボードでの操作でしかプレイできないのは非常に辛いです。
キーボードでの操作に自信があり、当時このゲームに熱い思い入れのあった方にはぜひおすすめします。
妖怪道中記
本作品の原作品はアーケードであり、移植はファミコンより上位スペックのPCエンジン版の方が知名度がある。何にしてもFC版なんかはかなり画像、音が貧弱。アーケード版のコンシューマー完全移植は未だに成らず。ナムコは復刻しなければいけないアーケード遺産は大量にあるはずで、会社の売り上げに直接貢献した作品(パックマンだのゼビウスだの)ばかり扱いすぎる!ジジィなってからの復刻では本当に骨董品以下であると言いたい。…話はそれたが、無理してこのタイトルをファミコン版でやるのはあまりにもどうかと言う具申を申し上げたい。
GAME SOUND LEGENDS SERIES「ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.2」
妖怪道中記はPCエンジン版がかなりマイルドで聴きやすいのに比べて、アーケード版はやたら音が太い。
当時のナムコでは作曲者によってはFM音源をディチェーンし、音に深みを持たせようとしていたみたいだが妖怪道中記は貫禄がありすぎる(笑)
逆にスカイキッドもFM音源よりもPSGの方が軽快なメロディに合っている。
VOL.1が完成されたサウンドだったのに対し、VOL.2は試行錯誤していると感じる。
ワンダーモモもこのラインナップの中では完全に浮いているような…
まあ、それが当時のナムコの良さでしょう。
このFM音源黎明期、細江慎冶(ドラゴンスピリット)の登場がナムコのコンポーザーひいてはアーケードシーンに衝撃をもたらす事になる。
namco VIDEO GAME GRAFFITI VOLUME2
ビデオゲームグラフィティのシリーズはこういうジャンルって事もあって早々に見なくなってしまう
物が多い中、長々とレコード屋さんに並んでいた(=増産されていた)名盤です。
また、1980年代のFM音源全盛期を知る上でも重要度の高いアルバム。
嫁や彼女の手を振り払ってでも買うべき1枚です。
1.ドラゴンスピリット(作曲:細江慎治)
この頃のFM音源曲の中でも5本の指に入りそうな程、人気度抜群の曲です。
FM音源の良さ、独特の音を存分に活かした「いかにもFM音源」という楽曲。
オープニングからエンディング、ネームエントリー、未使用曲と全てが堪能できますが、残念
ながら1トラックになってしまっているので編集してトラック分割して聴く事をオススメします。
2.トイポップ(作曲:小沢純子)
かわいく、ポップで、楽しい、古き良き時代のナムコサウンドです。
メドレーでゲームスタートからゲームオーバー、ネームエントリーまで全て入ってます。
後半、ゲーム中の効果音も入っていますがあまり気になりません。
むしろゲームサウンドである事を思い出させ、場面を思い浮かべる助けとなり良い感じです。
3.ブレイザー(作曲:桜井誠一)
結構地味というかマニアックな存在のゲームですが、曲も渋い感じです。
ゲームOPで味方が一気に倒され、独立行軍を余儀なくされる展開なので孤独と緊張感、不安感
を演出する音楽になっています。
4.ワンダーモモ(作曲・作詞:弓達公雄、編曲:米光亮 )
歌付きのアレンジバージョンです。これは必聴です!
変身前のモモと変身後のワンダーモモの代わりばえも楽しめ、最後のデュエット部分は
感涙ものです。
ある意味、このアルバムの目玉かもしれません。
5.サンダーセプター(作曲:中潟憲雄、編曲:米光亮)
これもアレンジバージョンです。
めちゃくちゃカッコイイ曲で、僕はこれを生で聴きたくてゲームをしました。
6.妖怪道中記(作曲:川田宏行、編曲:米光亮)
元々和風のゲームですが、生音和楽器なアレンジに仕上がってます。
出来が良いので移植作で使ってもらいたい程です。
オマケにブックレットにはドラゴンスピリット1面の楽譜も収録です。
個人的には穴はブレイザーくらいです。(やった事が少ないし)
でもドラゴンスピリットだけでもCD3枚分くらいの価値はあるので、誰にでも薦めたいアルバムです。