スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐
映画が好きでもサントラCDは購入したことのないボクですが、
このスター・ウォーズ3サントラは予約して買いました。
何といっても、エピソード1から6をダイジェストで見せてくれるDVDが付いているからです。
イアン・マクダーミドの語りで各エピソードがテーマ曲と映像でつづられます。
もちろん、間もなく公開のエピソード3の映像もたっぷりありました。
鳥肌が立ったのは、やはりエピソード4のエンディングです。
ルーク、ソロ、チューバッカがレイア姫のもとへ歩いていき、雄叫びをあげるあの名シーンです。
あの後、今日まで、誰がこれだけの世界が広がると予想したでしょう。
いよいよスター・ウォーズも完結ですね。長い間、夢をありがとう!!
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)
およそ30年前に、ジョージ・ルーカスがこのように語っているインタヴューがある。
「若かりし頃のオビ=ワン・ケノービが、ダース・ヴェイダーと生死を賭けて戦う。
オビ=ワンによって、ヴェイダーは、火山の噴火口に追い詰められてしまうのだが、
死闘の末、灼熱のマグマの中へと墜ちていき、全身が焼けただれた無惨な姿となる。
ヴェイダーがあのような姿になり、独特の呼吸音を響かせているのは、そのためだ」
それは『STAR WARS』ファンにとって、死ぬまでに観たい“幻の死闘”だったが、
いよいよ、今作『Episode III : Revenge Of The Sith』で、その光景が現実となる。
フォースに暗黒面の帳が下り、ヨーダでさえも未来が予見できぬ絶対絶命の状況で、
ついにシスの暗黒卿ダース・シディアスが正体を現し、ジェダイを滅ぼそうとする。
ジオノーシスの戦乱以降、その数を減らし、疲弊しているジェダイはどうなるのか?
“預言の子”アナキン・スカイウォーカーは、どのように暗黒面に墜ちてゆくのか?
最愛の妻パドメと双子たちは?かけがえのない友であり、師でもあるオビ=ワンは?
「おまえは“選ばれし者”だったんだぞ!」心から放つ悲痛な叫びは届かないのか?
失うことを怖れる故に、すべてを超える力を欲した者が選んだ道は正しかったのか?
銀河共和国とジェダイ・オーダーが滅び、銀河全域が黄昏に包まれるこの物語では、
互いを結びつけていた友情と愛情が失われ、恐怖と憎悪に変化する過程が描かれる。
ダース・ヴェイダーの誕生は歴史的な事実であり、誰一人、変えることはできない。
映画を観る前でも後でも良い。小説版を読むことで、いっそう理解が深まるはずだ。
遠い昔、遙か彼方の銀河系で起こった悲劇を、一人でも多くの人が読むことを祈る。
スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス (ソニー・マガジンズ文庫)
「スター・ウォーズ」の原点です。この作品からすべてが始まります。映画だけではわかりにくい、登場人物たちの性格や人間関係なども巧みに描かれています。意外にも展開は早いので、すぐに読み進められます。
エピソード2も公開される事ですし、この本を読んで復習しておくのもいいと思います。
ファン必見の作品であることは言うまでもなく、これからスター・ウォーズにハマりたいという方もぜひ御覧下さい。
スター・ウォーズ エピソードV 帝国の逆襲
帝国の逆襲の公開当初は、ダース・ベイダーがルークの父であることは、
ベイダーがルークを暗黒面に引き込むための嘘だと思ってましたが、
エピソード1・2・3を観てこの「帝国の逆襲」の意味するものを再認識しました。
ジョン・ウィリアムス指揮ロンドン交響楽団は、回を追うごとに演奏の技能が向上していて、
このエピソード4・5当時はお世辞にも上手とは言えなかったものの、
楽曲とストーリーの良さで星5つです。
それにしても、特別編はオリジナルより音質・画質がいいですね。
付け加えると、ジョン・ウィリアムスの指揮以上に、当時のロンドン響を鍛え上げた
クラウディオ・アバド氏の功績が大きいです。
スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
待ちに待ったDVDですので、豊富な得点映像を含めて全体的には満点をあげたいのですが、多くの方が言われているとおり、長年のSWファンとしてはEP6の以下の修正部分がどうにも受け入れられません。
(1)ラストのイウォーク族との歓喜の歌の差し替え
(2)同じくラストの俳優の差し替え
(1)については特別版から既にそうなのですが、曲調ががらりと変わってしまったこともさることながら伝統的なSWのエンディング(ラストシーンのBGMからエンドクレジットにスムーズにつながる見事な構成)を崩しており、ぎこちないつながり方になってしまっていることが何よりも残念。また追加された映像では皇帝像が倒されるシーンがバグダッドでのフセイン像をイメージさせて複雑な気分になります。
また(2)については賛否両論あるようですが、やはりオリジナルにすべきと思います。あのシーンは最後に善の心を取り戻したアナキンが、ルークとの対面での恐ろしい形相から穏やかな表情へと変わってジェダイに帰っていくという、SWサーガの大団円を飾るに相応しいシーンだったのですが、ヘイデンになってしまったことでとても薄っぺらいシーンになった気がしてなりません。(正直、最初は冗談かと思いました)EP4でジャバを人間の俳優からCGに差し替えたことと重要性が全く異なります。少なくとも劇場オリジナル版のシーンを特典映像に収めるという配慮はすべきだったのではないでしょうか?