たけしくん、ハイ! (新潮文庫)
筆者の子供時代にあった出来事やそれによって何を感じ取っていたかというのが書かれています。
現代の子供たちでは感じ取れないであろう出来事がたくさん書かれています。
率直な感想としては、子供時代のことをよく覚えているなぁ、ということでした。
内容はテレビと違って、物語性はなくエピソードを集めたエッセイ集といった感じではないでしょうか。
読んでいて、自分の子供時代を思い出し懐かしくなりました。
齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学4年生
一話一話が短編・総ルビでとても読みやすいのだが、
4年生に関しては昭和・それ以前の物語が多く
古い言回しや情景をはたして子供が理解できたかは疑問。
特に「ガリバー旅行記/飛ぶ島(ラピュータ)」に関しては
ヤード・マイルでの説明が頻繁に出てくるので距離感がつかみづらい。
もう少し子供に配慮して編集されても良いのでは…?
著者の物語の選考と編集に疑問が残った。
たけしくん、ハイ
北野武というよりも、まさにビートたけしの子どもの頃。私がまだ生まれる前の事だけど、なんだかとても懐かしい気持ちになる。お母さんが亡くなった時、おいおい泣いてしまったたけしさんの気持ちがわかるような、そんな本。
たけしくんハイ ! DVD-BOX 完全版
のびのび子供らしく生きているたけし、出来の良い兄貴達、教育熱心でしっかり者の母、飲んだくれで、口にはあまり出さないけどたけしの事がかわいくてしかたない父。子供の頃に観たこの番組。大人になってもう一度観ると違った視点で観ることができますね。貧乏だけど、涙と笑いのある家族。家族関係が希薄と言われるこの現代、再考の価値がある理想の家族像かもしれませんね。