テイク・ザット「Back For Good」 PV ゲイリー・バーロウモバイル

12マンス、11デイズ

　テイクザットの時代からそうであったが、ゲイリー　バーロウの生み出す曲は、細かい理屈抜きで本当に素晴らしいものばかりだ。心に染みるメロディと、器用なだけではなくエモーショナルで温かみを感じさせるヴォーカル・・・それらはごく自然に、このゲイリー　バーロウという人の人柄が出ているようにも思える。ソロとしては２枚目にあたるこのアルバムは、彼のテイクザットを含むキャリアの中でも最高傑作にあたるのではないか。前作も名曲揃いの傑作だったが、他のライターの作品や、カヴァー曲が半数を占めてたことが、何となく「ゲイリーの曲作りの才能にも限界が・・・？」と不安もあった。しかし、このアルバムは全てゲイリーの素晴らしい曲ばかり。「イエスタデイズ　ガール」はその中でも特に心に染みる傑作。その他の曲もゲイリーらしい、温かみのある良質なポップスばかりである。

オープン・ロード

よくも悪くもアダルトコンテンポラリー。路線はやはり声が似ているから＝ビージーズ＝をねらった路線。プロダクションが安全路線狙い。
安全な橋を渡った。アダルトコンテンポラリー以上のなにかは発見できず。賞味期限は短い。１０点中５点

テイク・ザット「Back For Good」 PV

1990年にイギリス、マンチェスターで結成されたスーパー・ボーイズ・グループで、メンバーはゲイリー・バーロウ、ロビー・ウィリアムズ、マーク・オーエン、ハワード・ドナルド、ジェイソン・オレンジの5人（のちに1995年にロビー・ウィリアムズが脱退し4人となる）によって構成されています。ポップ・ミュージックの先駆者でもあり、後にバックストリート・ボーイズ、スパイス・ガールズ、Five、ウエストライフなどのポップ・グループがこれに続きます。 1992年にアルバム「Take That and Party」、1993年はアルバム「Everything Changes」を発表。1995年には「Nobody Else」をリリースし、同アルバムからのシングル「Sure」はUKチャート1位をマークします。続くシングルでこの曲「Back For Good」もアメリカでもヒットとなり、同年11月にビルボード全米チャート7位を記録しました。翌1996年にはアルバム「グレイテスト・ヒッツ」をリリース後、解散してしまいますが、1990年から1996年の間に2500万枚を売り上げ、イギリスの放送局BBCでは「老若男女問わず愛される、UK音楽史上ビートルズ以来、最も成功したグループ」と評されました。 2005年には再結成され、翌2006年にはイギリスでのツアーを発表、大成功を収めます。同年末には再結成後初のアルバムもリリース、2007年3月には再結成後初の来日を果たし、同年秋には世界ツアーと称し、ヨーロッパ各地でライブツアーが行われました。 2008年にはイギリスの音楽の祭典、ブリット・アウォーズでベスト・シングルとライブ・アクト部門の2部門を受賞。受賞の際、ナレーションで「解散後、再結成して、ここまで成功するアーティストは今までにはなく、これからもないだろう。」と語られています。 2009年6月、ザ・サーカスツアーを開始、チケット ... ゲイリー・バーロウの最新情報!