26歳、熱血社長、年商70億の男―倒産寸前から、劇的なV字回復を遂げた男達の闘い
最近はテクニックに走った本が多い。なるべく直接、お客と接しないで商談を成立させるためのノウハウが多い。それは確かに我々のニーズにかなり合っているかもしれない。しかし、あまりにテクニックに流れると、商売の基本、セールスの基本、一番大切な心構えを忘れてしまう。その事をこの本で気づかされた。著者の率直さ、まっすぐさ、情熱がひしひしと伝わり、エネルギーと気づきをいただいた。とても感謝したい。著書の生い立ちは、非常である。著者もその事を率直に語っておられた。私ははじめ、そういったネガティブな過去を反動的なエネルギーに使ったタイプの、ただただイケイケのカリスマかと思って警戒しながら読んでいた。しかし、そうではなかった。過去は反動のエネルギーになったかもしれないが、彼の中にはリーダーの魂が熱く息づいていると感じた。熱く優しく厳しい、リーダーである。
六本木ヒルズの若手社長たち ~21世紀勝ち組企業家たちの新・哲学~
多くのレビューアーが書いているとおり、中身が薄いのはそのとおりなのですが、気軽に読めるのも事実です。
堀江や三木谷はともかくとして、レインズの西山やシークエッジの白井なんて名前を知っている人以外は、そうなのと思う部分もあるでしょう。成功した起業家の話というのは、それだけでそれなりにおもしろいのです。
ビジネス本として読むのではなく、ミーハー本として読めばいいでしょう。
成り上がれ!
異常に面白い。
こんなに面白い人が自分と同じ世代だという事を、嬉しく思う。
著者のルックス、六本木ヒルズ、フェラーリ、といったイメージから「たまたま成功した拝金主義者の勘違い本」なのかと思っていたけど、違った。
よく、成功した人を「拝金主義者」の一言で片付けようとする人がいるけど、「拝金主義」とは「成功した後も永遠にお金だけが目的の人」を言うのであって、初期の段階で「儲け」や「利益」に固執することは避けられない。
むしろ、成功した後でなければ「人格者である事の証明」は出来ない。
この本には成功に必要な「熱意」「情熱」「エネルギー」というものが詰まっている。
てゆうか、マンガみたいな話なので、読めばスカッとするはず。