四重人格
この本は英国の伝説的ロックバンド、ザ・フーのリーダー、ギタリストでありシンガーソングライターであるピート・タウンゼンドの初の文学作品。発売された当初英国の新聞社は「ジョンレノンを越える作品」とまで絶賛した。ピート・タウンゼンドの内からわき出る感情、物事のとらえ方をリアルに繊細に且つ奇妙に描かれたこの作品は13篇からなるも、1つのテーマに繋がった美的センスを発揮している。フィクションであるか、ノンフィクションであるか、その文学能力は芥川賞作家にものちに影響させている。
ピート・タウンゼント・ライヴ~サイコデリリクト [DVD]
93年発表の同名アルバムのフォローアップツアー。アルバムはあまりにストーリー解説のナレーションが多く、全容がつかみづらいために全ソロ作中最低という評判であった。これには同意する。しかし同じ内容を映像で観るとまったく問題ない。多彩な楽曲の間に俳優が出てきて演技をしてくれるので一種ミュージカルのようだ。ピートもステージ上でエネルギッシュなアクションを決めておりいい感じだ。なお、近年のHD映像に馴れた方々のため申し上げおくならば、画質はたいしたことはない。昔の音楽ビデオの水準だ。
White City(紙ジャケット仕様)
1985年の冬にリリースされたソロ三枚目、前年にWHOの解散コンサートと同年夏のライブエイドを成功させ、次作の期待が高まる時期
のリリースで、ファーストシングル「フェイスザフェイス」が話題になったが、大ヒットには至らず、日本では内容が渋
すぎるせいか、正当に評価されなかったと感じている。一曲目の「ギブブラッド」はピンクフロイドのデイブギルモアとのセッションで、ギルモアお得意の「ティキティキティキティキ」というフレーズから発展した楽曲、アルバムは「ホワイトシティ」という小説を題材にしている。一聴すると印象に残らない楽曲群に感じるかもしれないが、落ち着いた楽曲群に一度はまると繰り返し聞き込んでしまう。年齢的には30代以上におすすめ
RESPECTS
#1は、シンバルズの初期の代表曲です。ライブの際には毎回これで閉めていたらしい。版権の問題で、本作と"Neat or Cymbal!"でしか聴くことができないみたいです。もちろん、本バージョンの方が、ベースもドラムもパワーアップしてます。個人的には、4'13"頃から始まる沖井ベースのメロディラインが大好きで、巻き戻ししまくりです。
あとは、#3、#4も好きです。
洋楽勉強しよーぜーって気にになるんだけど、このCDでヤられてしまうと、オリジナル聴けない気もして、すこし心配。