空戦 2
ずいぶん良いものでしたが、しいて言えば、REPLAYのときに支店がコントロールできないところが不満でした。その他では、収録奇数が多いですし、グラフィックも、サウンドもなかなか良く、初心者でも楽しめました。
永遠の0 (講談社文庫)
太平洋戦争を題材にした小説は、どちらかと言うと好きなジャンルで、浅田次郎の「シェエラザード」なんかが好きです。
前評判どおり涙を誘われ、作られた話であったとしても、当時の兵隊達の気持ちに思いを馳せる気にさせる小説でした。
内容を極々簡単に言うと、歴戦の優秀なパイロットでありながら、家族のために生き残ることに執着し、その優しさゆえに生き残れなかった男の話です。
物語としては十分にいいのですが、それを表現する文章が、ところどころ白けさせてしまうのが残念でした。
全般的に、戦争当時を回想するシーンで、淡々と語られていきます。
その合い間合い間に現代のシーンが挿まれ、その孫達が話を回していくわけですが、この孫達の台詞がどうにも安っぽい。大根役者が棒読みで喋っている台詞が聞こえてきそうなくらいに安っぽい。
さらに、いかにも悪役として登場させられた新聞社の男も、いかにもわざとらしくて安っぽさを助長している。
宮部と言う男の生き様として、涙を誘われずにいられないストーリーだっただけに、「もっといい小説にできたのでは?」と思ってしまう。
大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)
極限状態に在りながら、濁りの無い透明な頭脳。
零戦は坂井氏に、この本を書かせる為に在ったと思わせる様な秀逸さ。
時代を超えて私の心を強く捕らえる記録。
超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 豪華版 [DVD]
今回の映画を二回映画館で観に行ったのですが何回観ても魅力を感じる作品だと思います。
今まで以上にキャラがいい個性を引き出してる様な気がします。
前々回の映画のDVDから小冊子が付いてるんですが今年の中身が気になります。早く見たい…!
今回のオルゴールが映画に関するものでなくケロッとマーチなのがちょっと残念かなあと思いますが、オルゴールのディティールもケロ博で見た感じ結構良かったので☆は五つで。
次の映画の特報も気になります。
“元祖”爆笑スーパーライブ第0集!「すべてはここから始まった」~綾小路きみまろ LIVE 生中継~
実は、「爆笑スーパーライブ 第1集〜第3集」のCDって、私の定番の”おやすみCD”なんです。聴きながら床に就くと、悩み事を一時的に忘れ、寝付きが良くなるわけです。
そんなわけで、新作の「第4集」が出るのを心待ちにしていた私ですが、今回発売されたCDは意表をついた「第0集」。なんとあの伝説の”きみまろが高速サービスエリアで、バスガイドさんに配っていたテープ”のCD復刻版。
ジャケットの解説によると、99年のライブ音源ということで、ジャケットのまろのイラストも少し若づくりになっていたりします。
ブレイク前ということですが、ネタ的にすでに完成された感があり…、というか、この頃の方が毒気が強くてパワーがみなぎってますね。ネタもぎっしり詰まっており、非常に笑えます。現在のまろのステージより、ひょっとしたら完成度が高いかもしれません。
いずれにせよ、まろの黎明期(?)の芸だからこそ、その根底にある意図が、はっきりとわかりやすい一枚だと思います。 ”人生なんて笑い飛ばしてしまおう”ということでしょうね。