タイピング真剣勝負 六三四の剣(単体版)
このサン電子さんというメーカーが発売している
『タイピング泪橋 あしたのジョー 闘打(キーボード同梱版)』を
以前購入し、キーボードが流用できるのでこの六三四単体版を購入しました。
『あしたのジョー』は手作り感覚を強く感じるソフトでしたが
この『六三四』ではコース数が増え、ローマ字入力だけでなく
カナ入力にも対応していますし、レベルが上がっていくのに従って
色々なイラスト(登場人物達の)が見られるようになっていて
見られないイラストがあるのは悔しい!という気持ちを煽ってくれます。
イラスト自体は一度見たら「ふ~ん」という感じですけどね。
私個人としてはカナ入力を基礎から練習できたらもっと良いのにと思います。
(カナ入力はポジションを覚えていることが前提なので)
カナ入力は需要が少ないのでしょうね・・・。
入力単語は剣道用語や登場人物の名前等で普段あまり使わない言葉が
多く結構難しいですが、逆にそれは良い練習になるのではないかと思います。
欲を言えばもう少し長い文章もあっていいのでは?という感じです。
「!」や「?」は通常【SHIFT】と同時に押しますが、
このソフトでは複数のキーを同時に押す必要がないのでそこが少々疑問です。
打ち込む時の音はタイプライターの様な音です。(消音も可)
タイピングソフトととしてシンプル過ぎず、かと言って疲れる程の
ゲーム性はないので地道に練習できるのではないでしょうか。
この価格はお得感大ですよ~!!
六三四の剣
六三四の剣は、剣道を知らなかった僕に剣道の面白さを教えてくれた
ゲームです。ライバルたちの得意技があり、ツキが得意な、、、
なんだけなぁ。。とにかく、先鋒、次鋒、中堅・・・と順をおって
強くなる(それも当時小学生だった僕にとっても心地よい難易度でした)感じが好きでした。
子供でも十分に楽しめる作品だと思いますよ!
六三四の剣 (8) (小学館文庫)
全10巻の8巻目。
剣道で二刀流というどこかで聞いたことがあるような話から始まります。
(もしかするとこのストーリーが色々な剣道漫画での初出か?)
東堂(父)と修羅との闘いがまさにこの巻の山場。
竹刀ではなく木刀での真剣試合、この気迫を描ききる作者に脱帽です。
六三四は山で修行中。
滝から流れてくる流木を避けながら切り裂いていくという修行は、
まさに六三四ならではといった感じ。岩手の虎というだけあります。
この辺は、修羅とのキャラクター設定上、大きな違いですね。
そう考えると、修羅はよくありがちなライバル像とは一線を画した、
興味あるキャラ設定をしていると思いました。なにしろ主人公よりもカッコいいのがまた良いです。
そこがこの漫画の一番の魅力であるように私は感じます。