ドラマCD「殿といっしょ」
漫画もとても笑いましたがドラマCDも十分笑いました!
内容は原作1、2巻から四コマをいくつか抜き出して声をつけた感じ。
何より声優さんたちがすごい!台本や原作にないアドリブには笑わざるをえません。
個人的には直江と慶次、政宗がとても良かったです。
ただ、他の方も申されていますが、音量の低さ、効果音の使い方には疑問を感じました。
原作に忠実につくられていることは確かですが、忠実すぎている気もします。
せっかくのドラマCDなのですから、もう少しオリジナル性を出しても良かったと思います。
それでも私はとても楽しめたので、★4つです。
バトル・ロワイアル [DVD]
映画の予告編を見ておもしろそうだと思い、原作を読んでから見ました。原作では本当に生徒一人一人の事を詳しく書いてあるけど、映画ではかなり省略されていたのが残念だった。ただの殺し合いではなくそういった背景がとてもよかったと感じただけに正直がっかりしたが映像化するとなると時間的なことなど仕方ないのかなとも思う。私にはなかなかいいキャスティングだった。原作を読んでいれば見ただけですぐ誰が誰の役かはすぐにわかったので。見て見ると何かを考えさせられると思う。
バトル・ロワイアルII 特別篇 REVENGE [DVD]
バトルロワイヤルの続編ですが
脚本が完全オリジナルで書かれたからか、かなりの路線変更があります
前作は戦争オススメ映画のようで実は反戦映画という感じでしたが
今回は良くも悪くも反戦・反米を前面に押し出してまして、そういった類の映像や台詞が多い
それゆえ何やら展開が凡庸で説教臭くなり、ヒネリやドキドキ感が薄くなっている感じがしなくもないです
また、登場人物はかなりのハイペースで死んでいき、早い段階で主要なメンバーに絞られていくので、覚えやすくていいはずなんですが
前作より各キャラの個性がいまいち発揮されていない感じで、生き残った中でも全く誰かわからない人がいたりするのはどうなんだろうなー
ところでこの特別篇、劇場公開版よりかなりシーンが追加されています
しかも親切に変更・追加シーンにマークが出るリベンジモードというものがあり、どこが変わったかがよくわかるようになっていて親切です
追加シーンもけっこう各キャラクターを知るうえで重要なものが含まれているので、劇場版よりは明かにこっちの方がいいです
152分も全く長く感じなかったし、それなりに映画としてのデキはいいんじゃないでしょうか
特典もメイキングやら何やら豊富に入っているし
DVDのデキとしてもけっこう行き届いた感じのよいできだと思います
バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(レクイエム) [VHS]
映画館で、バトルロワイアル2 レクイエムを見てきた。22時10分からのスタートなんで、たいして見る奴ぁいねーだろーと思ったけど、おおまちがい。いっぱいでした。けっこう。感想?ききたいうーんとねー。『竹内力が凄い』キレテマス。最高です。あとは、戦闘シーンがなかなかいいです。迫力です。そんだけ。では。(えー)
衣笠祥雄は、なぜ監督になれないのか?
広島カープを応援するというのは切ないものだとつくづく思う。
毎年毎年、シーズン前半で優勝の可能性は消え、
Aクラスにも届かないまま、もう13年にもなる。
それでも大勢のカープファンが最終戦まで球場に集い、
力の限りの応援を繰り返す。
ケガや下積みで苦労した選手が活躍すれば、我が事のように喜び、
今年のマエケンのように、球界を代表する選手になるまで成長すれば
いずれFAで出て行ってしまうのでは、と心配ばかりしている。
きれいな新球場ができてお行儀が良くなったのか、
昔よりもだいぶ優しく、丸くなったなぁと思う。
しかし、いい加減負けが込んでくると、
「この球団は本当に優勝する気があるんか?」と思いたくもなる。
オーナーが頑固、高い年俸を出す気がない、OB・生え抜き優遇と
いろんな話がファンの間で語られるが、
広島のマスメディアは球団を真正面から批判できないから、
ファンの愚痴のままで終わるばかりである。
この本はそんな、ファンなら誰もが思ったことがあるだろう球団の姿勢を、
最近の主力選手だった新井・黒田選手のFA退団や、
生え抜きの名選手だった衣笠祥雄氏や高橋慶彦氏が
指導者として戻ってこないことを例に挙げながら解読している。
上に書いたとおり、球団を真正面から書いた出版物は少ないから、
ファンだからこそ言いたいという気持ちを本にされたことには素直に共感できる。
ただ、新井・黒田選手の退団への気持ちの動きを
「・・・だったのだろうと思います」とあくまで推測で書かれていて、
週刊誌の憶測記事のようで、ちょっと説得力に欠ける印象がある。
本当はもっとドロドロした人間関係があるのだろうなとも想像するけれど、
さすがにそんなところには踏み込んでいないので、
球団の問題点の本質を突くところまでには至っていない。
ともあれ、開けてはならないはずの「パンドラの箱」に
地元の出版社から出た本が触れたという点では画期的だと思う。
ギリシャ神話のように、「中に残っていたのは希望」であると信じたい。