マーラー:交響曲第9番・第10番・大地の歌 [DVD]
まず、凄まじいのがこの9番だ。VPOとベルリンフィルハーモニーホールでの演奏が目を釘づけにする。不思議なのがライブなのに録音時のような指揮者の譜面台の下に電話機がそのままあるのが妙だ。
演奏の面ではなんといっても4楽章のアダージョだろう。変ニ長調のこの演奏は弦が人の声のように震えている。彼のじっとしていられない感情の爆発がこれでもかと言わんばかりにストレートに聞き手に迫ってくるのはレコードよりやはり映像に魅力があるように思えます。テンポが予期せぬままに変化していく彼の指揮法にすんなりと理解し、第1ヴァイオリン群が一気に引っ張っていく様子は凄い。VPOだから出来た演奏だろう。海外版はリージョンコードがなく、リハーサル110分のDVDも初回限定で無料でこのDVDといっしょに成っている。
これはまた必見だ。第5と第9のリハーサルは凄まじい。彼は9番の4楽章で一部だが、指揮しながら泣いている様子が出てくる。魂が乗り移る訳が理解できた。ルネコロとの演奏もよくまとまっていて説得力がある。

 

マーラー:交響曲「大地の歌」 [DVD]
マーラーは生前あることにおびえていました。有名な作曲家が交響曲を9つ書いたところで死んでしまったことです。ベートーベンも第九を書いた後、死んでいます。それで9番目の交響曲であるこの作品に「大地の歌」というタイトルを付けたのでした。声楽を含むこの曲はマーラーの作品の中でも完成度が高い。旋律に無駄がなく、それでいて流れるように美しい。バーンスタインの指揮を見ていると恍惚の世界に入ってしまいます。ビデオを持っているのですが見すぎてノイズだらけになってしまいました。DVDの登場に感謝します。

 

マーラー:交響曲「大地の歌」
大地の歌というと、バーンスタインやワルター、クレンペラーの昔の名盤がたくさんあるのですが、最近ではテンシュテット、レヴァイン、ブーレーズなどが出ているものの、録音こそ優れてが感銘を受ける録音はありませんでした。
ジュゼッペ・シノーポリは昔から知ってましたし、フィルハーモニア管弦楽団とのレントゲンでスコアを読み取るような冷徹な演奏のCDも1・5・7番を持っていました。
東洋的な「大地の歌」にあのシノーポリではどうせオケがドレスデン国立管に変わったところで似たような解釈だろうとたかをくくってたのですが、こんな柔らかく優しい響きの演奏だったとは・・・二人の歌手も秀逸、オケもドレスデンのしなやかな響きと相まって気宇の名盤となっています。他の交響曲も聴いてみたかったですが、シノーポリの急死によりそれも叶わず、残念としか言えません。この演奏・録音とも最高のものがたった1000円ですよ。
DGの太っ腹に感動です。

 

Symphonies Nos 1-10
ようやく全曲を完全聴取。完聴でんな。

最近俄かにマーラーを聴きたくなってきたのは、ジンマンの7番、5番、1番、4番、6番の順に耳にして、特に7番と5番の美しさに心奪われたということと、昔聴いていたワルター、バーンスタインやメンゲルベルク、クレンペラーのディスクとの違いがあまりにも顕著で、最新録音、SACDといった技術の進歩に驚かせられたからである。こういうケースはなぜかマーラー以外では少なかったので、何と言うか新しい音楽を聴く歓びが甦ってきた思いだ。

フルトヴェングラーの音がいくらよくなったとて、ティタニア・パラストの『運命』やバイロイトの第9を初めて聴いたときの衝撃はすでに薄れていることは否めない。クナッパーツブッシュの『ワルキューレ』第1幕もリマスター盤で音がよくなったことに快哉を叫びはするが、もうすでに知っている演奏である。ブルックナーの第8も、結局は初めて聴いたクナ&ミュンヘンを越える演奏はいまだもってないのである。それはワルターのモーツァルトにも言えるし、カザルスのバッハ無伴奏にもリパッティのK.308にも言えることだ。実演を聴けるわけではないのではあるし。

ところが、マーラーはあんまり好きではなかったから余計だが、こうした最新録音の威力によって再発見ないし新発見した思いなのである。

ベルティーニのマーラーはもう10年以上前に国内盤が出ていたが、その後市場から消え失せ、まず国内盤から近年再登場した。当時、高価なこともあって購入しなかったが、再発売後にとうとう手に入れた(ただし輸入盤)。それでも、今日まで真面目に聴いてこなかったのは、ひとえにマーラーに対する愛情不足の故だった。
今回、ジンマンに導かれて全曲完聴した感想を言えば、古典的(許光俊)ともいうべき端整な造形の中に、あくまではみ出しのない美しい演奏で一貫しているというものだ。なるほど、バーンスタインの『巨人』や第9などに慣れた耳には、大人しいという気がするかもしれない。当方はそういう気はしないのだが。

第8、第9、『大地の歌』が本全集の白眉かもしれない。そして、合唱の入っていない作品が飽きの来ない唯一の演奏ではないか。『巨人』のみ、ワルター&コロンビア響には及ばないと感じたが、5、6番は分裂症的(?)な中身が大概キツイのだが、ベルティーニでは許の言うように古典的なキリリとした爽やかさを醸し出す。『巨人』もワルターに次ぐ古典的演奏だ。第7はジンマンのような異様なまでの奇麗さはないが、これまた慎ましくも端麗な演奏。

以上、総合点で最も優れたマーラー全集であることを確信した次第。
1860年生まれのマーラーにとって、今年は生誕150年。来年は没100年を迎える。ベルティーニ盤全集はごくごく控えめな評価しかされていないように思われるが、これこそ決定盤であると遠吠えしておこう。

付記:この全集の多くの演奏が日本公演のライヴというのは、ある意味、その演奏の精度を考えると驚嘆するし、90年前後の来演者のレベルの高さには羨望せずにはおれない。これまたバブル時代かねえ。

 

エルデ~ネズの樹の下で~
最初はほんわか系AVGかと思ってすすめていったんですが意外と重いテーマのゲームだったのでびっくり。ちょっと難しく、考えさせるシナリオはさすがキッドさんという感じです。1つ1つのシナリオもちょうど良い長さでさくさく進めることができます。ただ絵にちょっとくせがあるのが残念です。でもストーリーは良いと思いますし、絵がちょっと…という人や普通の恋愛AVGに飽きてしまった人は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。値段も手頃になってますし♪

 

Sonnensystem 04 - Die Erde


Doku über die Erde

also ich habe hinterm Haus noch jede menge Erde. Die is hier nicht so selten.


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