ラーゼフォン DVD-BOX
深夜テレビでの放送を何度か観ていたのですが、
続けてみることができず、ずっと気になっていた作品でした。
当時ハヤリの伏線張りまくりの内容もぐっと来ましたが、
マグリッドの絵を象徴的(効果的)に使用していたり、
綿密で手抜きのないデザイン(造形だけでなく、色の使い方に意味を持たせたり等)によって
まるで絵画のような作品にしようという意気込みが感じられ
隅々までジっと(何回も)観てしまいました。
本編をみた後に「劇場版」を観たのですが、こちらは編集の上手さにびっくりです。
まだ観ていない方は絶対損はしませんので是非!
それにしても菅野よう子さんの楽曲は素晴らしいです。(耳に残ります。)
バトルガール (リュウコミックス)
版権ものだから権利関係でいろいろあって復刊は無理だろうと言われてましたが、1992年に出版されてから約16年ぶりに復刊です。
旧版を持っていましたが迷わず買いました。
内容は旧と一緒です。(最後の奥付が無くなったぐらい)
ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)
水野良のデビュー作ということになります。つまりアマチュアとして書いた作品です。確かに今の水野良のレベルの作品と較べて読み返してみると、荒削りです。展開も文章も描写もキャラクターも、非常にアラが目立つ気がします。でもやっぱり面白いです。裏を返せば、著者水野良はここからスタートして作家としてかなりレベルアップしたということでもあります。
主人公パーンにすんなり感情移入して、冒険の世界へと旅立つことができます。ワクワクできます。まぁ、作中のパーンはワクワクしている場合じゃないかもしれませんが……
強いて難点を挙げるなら、以降の水野良作品の主人公はどれも父親の陰を引きずっているというワンパターンな設定を持っています。本書『ロードス島戦記―灰色の魔女』のパーンもそうです。しかもこの巻だけでその設定は片づいてしまいますし。
テーブルトークロールプレイングゲームのリプレイとして始まったロードス島シリーズ、この本から大きくなりました。ヒロインのハイエルフ、ディードリットのプレイヤーは実は男性だったそうですが。それが後には永遠の乙女ですから……
とにかくロードス島の世界を楽しむならば、本書から始まるロードス島戦記シリーズが一番でしょう。後のシリーズは多少蛇足感がともなってしまいますので……
今の観点から振り返るとアラが目立つ、という点で本書の評価は☆-1です。
ケルベロス 地獄の番犬 プロテクトギア 特機隊:乾Ver. [20周年記念版] (1/6スケール アクションフィギュア)
映画で観て惚れ込んだプロテクトギア、しかも紅い眼鏡ではなくケルベロス版!(犬狼伝説版は都々目紅一と鳥部蒼一郎は持っています) 店頭で見て迷わず購入しました! 商品は昔の物に新規パーツを追加するなどブラッシュアップしたものらしいです。 (店員さんが言ってました。間違えてたらスミマセン) 質感はバツグン!! 乾役の藤木氏の顔もソックリで素晴らしいのですが装甲を留めるストラップが簡単に剥がれたりと不具合も多いのが残念です。 (泣) しかしどの不具合も致命的なものではないのでほぼ自力で瞬間接着剤で直せるのでまぁ、なんとかなるでしょう。 ただ、開けてみないと分からない不具合が多いですし説明書らしきものも入っていないので、不具合がある場合はメーカーに問い合わせた方が良いかもしれません。 後、紅一と並べて分かったのですが身長差が再現されおらず、むしろ紅一の方が若干高いくらいなので、そこが個人的に一番残念でした。(実際は乾の方がかなり高い!)まぁ、メーカーが違うから仕方ないのかもしれませんが、映画でも紅一との身長差を強調するような演出も多かったので身長は高くしてほしかったですね。造形、質感、可動は十分なのですが壊れ易く、慣れない方には辛いので星は4つとします。(紅一は映画版ではなくコミック版だったので訂正しました。すみません)
ラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版 [DVD]
近くに劇場がないので群馬の伊勢崎まで行った。
劇場まで何キロも歩いたし、道にも迷った。
でも、それだけの価値はあった。
綾人と遙のTVでは描かれなかった中学時代。
そしてより一途に描かれている遙。
TV版より良く出来ている結末。(多少分かり難くても良しっ!)
感激の余韻に浸っている時に流れ、心に染みる坂本真綾のエンディング。
どれを取ってもGood!
他の人がどう思おうがこれはタイトル通り、「多元宇宙」の話。
そう割り切って見てほしい。
TVばかりがRahxephonではないのだ。
21世紀のスタンダード、それがRahxephonだ。