ラルフ・ローレン物語 (集英社文庫)
ご存知『Polo』を作り上げたラルフ・ローレンの半生を描いた伝記。予想以上に面白かった。有名な人の伝記は陳腐な小説よりずっと面白いというのはここでも真理だったようだ。
『Polo』を現在のファッション界の地位に押し上げたのはロバート・レッドフォード主演の『華麗なるギャツビー』での衣装を手がけたことだと思う。ざっとならぶシャツのシーンは極めてインパクトが強く。フィチジェラルドの原作のイメージ以上の出来栄えだった。
それらのことも出てくるが、やはり苦労した話が多い。人生の波をいかに生かすかが大切なんだなと思った。
ポスター ファーマン(ラルフローレン) Speed Style and Beauty(ラルフローレン コレクション)
カレンダーかとおもいっきり勘違いしてました。。。
でも、いま、額装して見栄えがよくなり気に入ってます。
American Family Style: Decorating, Cooking, Gardening, Entertaining
同じ著者による「JUNK STYLE」もいいけれど、これが一番だと思います。出てくる家は全部、彼女、Carter Familyのおうちです。
この本の良さは、創られた空間ではなく、そこに暮らす家族の生活感にあふれたインテリアが心ゆくまで楽しめること。
キッチンから、リビング、ガーデン、海辺の家、祝日の料理のレシピまで、盛りだくさんの内容が、季節毎に紹介されています。
新しいものは何もなくて、使い込まれた家具や雑貨が心地よく置かれています。ページのあちこちに、インテリアのヒントがちりばめられています。
彼女のフォトも、ショットも抜群で、他のインテリアの本と較べると、人物がたくさん出てきますが、なかでも子供たちは素敵です。
この本が、インテリアや、雑貨のスタイリストの愛蔵本というのもうなずけます。
ただし、都会的なインテリアが好きな人には、向かないかも・・・
GRIND ( グラインド ) vol.7 2010年 05月号
中高生向けの雑誌が大半を占める日本のファッション雑誌事情
Smartやメンノンなど、中身のレイアウトや写真の1つとってもダサイカタログ誌ばっかり
裏原(元裏原)クリエーターを基軸に誌面を構成するしか能がない編集者、独自の切り口で何かを変革しようともしない編集者
NIGOを高橋盾をヒロシを出しとけよ!そこそこ売れるさ〜
おいおい!何年こんなの続けるんだよ
そんな状況で唯一といってもいい程丁寧でオリジナルを目指して誌面を作り上げている雑誌
それが「GRIND 」である
同ターゲットを対象としている雑誌には「SENSE」があるが、断然この雑誌の方が勢いがある
まだまだ荒削りの部分もあるが、今後進歩していく可能性を感じられる
もしあなたが何かファッション雑誌を求めているならこの「GRIND 」をお薦めしたい
新しいアイテム、ブランドが見つかるかもしれない
期待を込めて★3つ!